こんにちは。
超大型台風が接近。国内政治でも、風雲がにわかに巻き起こっています。
自民党の中でも清和会系の議員は、安倍さんは来年のオリンピック後に引退し、解散総選挙になる、と読んでいるようです。
そうなのかな?だいぶ、のんびりしたものです。
失敗続きの総理大臣、晋三サンは歴史に名を遺すためにもなんとか憲法改正を成し遂げたく、それには参議院で議席が足りないので、野党からの引き抜きを真剣に考えます。
早速、9月30日には、国民民主党の桜井充元財務副大臣(参院宮城)が離党届を提出した。
そして、昨日、参議院の埼玉県補選では、N国党の立花党首が立候補した時、そこには、自民党の議員が来ていました。https://www.youtube.com/watch?v=cLIrG0aK8F8
埼玉補選は、辞任した上田知事が野党連合の候補としているが、果たしてどうなのか?
この人物は出発が自民党。知事時代は民主党、そして、また参議院にもどる、という筋書きでしたが、埼玉県知事選は投票率24%の中でのことでした。76%は何を求めているか?
上田氏が最初に知事に当選した16年前とは、日本国内の経済状態が完全に変わっています。埼玉県は、首都東京のベッドタウンで、それなりに富裕層もいますが、その流れに乗り切れない貧困層も多い。
この人たちにとって、「既得権をぶっ壊す」という、立花氏はどう映るか?
彼の背後に、首相夫人がいたり、竹中平蔵がいたり、ホリエモンがいても、今の自民党の政治家も野党も、みな同じ穴のムジナで、しかも、上田氏は、前知事の土田県政の批判票を集めて当選したあとは、野党の顔をしながら、実際は、自民と同じく保守そのもの、と感じていた人も多いでしょう。
今、政治家は誰もが表は「既得権を壊す」と言っていますが、どこまでを本気(マジ)で壊すのか? 一番いい例は原子力ムラに対してでしょう。本来なら、安倍晋三氏がこの言葉を吐くこと自体が矛盾そのものなのです。
誰の主張が筋が通っているか?これも重要問題ですが、選挙では、とにかく、今の時代、政治の在り方が面白くないから、その候補者の裏がどうあろうと、立花にでも勝たせてしまえ、という感情が票を延ばすかもしれません。
ホリエモンが言うように、もし立花氏が当選すれば、N国党は参議院で2議席になり、憲法改正をしたい安倍様に対して、「評定持ち(キャクテイングボード)」を握れます。
このとき、自分を既存権力に対し、政治的に高く売ろうとすれば自民側に着くでしょうし、本気で、ぶっ壊したいのなら、安倍の言いなりにはならないでしょう。
そうなると、安倍チン、投げ出すかもね。
自民党では、次は岸田だと、もう内定済みでしょうから。
日本列島での「花イチモンメ」とは別に、トランプはこの政権をどうみるのか?
「安倍晋三クン、39歳の誕生日おめでとう」とは、一体、何を暗示する?
まあ、なんでも要求してくるでしょう。
F35とトウモロコシの買い付けが、一体、どうなっているのか、不明です。
アメリカにすれば、まだまだ、ゆするネタはたくさんある。
「311」のあと太平洋上で被曝した空母「ロナルドレーガン」の乗船員に関して、アメリカでは、
訴えは起きているが、トランプ政権は、まだ、それを取り合っていない。
また、トヨタのプリウスの電磁波の問題も、まだ政治マターにはなっていない。
一方、日本国内ではQたちが動いて、東電と関係する秘密の軍事施設を調べ上げ、今、その処理方法を考えているところでしょう。日本側には表に出る前にすべてを処理したいと考える人間も多いでしょう。
それが、どんな処理方法か? ここでは言いません。
一方、れいわ新選組の山本代表は、来週から九州で遊説です。http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/341.html
「消費税をやめて、累進課税を復活させろ」には、私も賛成ですが、彼がどうも「大きな政府」志向なのは、私とは意見が違います。
国家という、税の吸い上げ機関、国家そのものの経営資源をどう分配するかですが、私の意見は、これまでも書きましたが、「相克」と「相生」を分けて考えるべきです。
生存に関して、国家の基礎インフラとして、誰もが、自律自立できるようにする。そこでは、継続的なマネーの供与ではなく、互助の中で自律させる。電気ガス水道通信、食料・医療・教育・介護などは、地域ごとに完結させる。これを目指すべき。しかも、これは国土利用と人口調整も含めた「国土平準化」で、地方で平穏に暮らしながら自然環境をまもり、しかも、その暮らしぶりを観光資源化する。ここは、いうなれば、里山資本主義です。
この小さな実践版が、広島の世良町にあります。
『おへそカフェ』 /http://www.ohesocafe.com/calenda/
その一方で、国家的には、人類の課題に挑戦する、科学技術と新製品の開発に、国策として乗り出し、そのための、英才と叡智を集めねばなりません。
こう考えた時、明治以来の中央集権と、戦後の護送船団方式での経済発展は、完全に、使命を終えています。
しかも、時代は「ニューノーマル」で、今後も加速するのです。
立花氏は今回の補選を、テレビ(既存メディア)と、SNS(ネット)の戦いと言います。
テレビは基本的には国家権力と一体で、民放の場合、CM企業に支えられながらも、「虚構の権威」を生み出し、国民に対する洗脳装置となっていました。
それを覆すのに、確かに、SNSは強烈な武器の一つです。もちろん、いい加減な情報が溢れかえる世界ではありますが。それでも、虚構や虚偽は暴かれ、真面目な、ホンモノを見つけ出す作用もするでしょう。
そして何より、新しい再生の芽を誰が生み出すのか?どこから出てくるのか?
私自身も探しています。そのためにも、まず、列島の統治体で「雲上人」を生み出してしまう精神土壌を明らかにして、既得権を肯定する議論の足場を崩したい。
最近、わかったこと。
今、「未来が見えない」といって、一番、困惑し、悩んでいるのが、中学・高校の先生たちだということ。
それに対する私の意見。
「もし、地球の反対側からも、会いたいと言って、訪ねてきて貰えることが、出世なら、渋温泉のスノーモンキーが一番の出世じゃないか?」
だから、《誰からも愛される自分の世界を創れ》。しかも、仲間で支え合って、自律自立して、と。
これから、どんどん、事態が進展します。物理的にも、政治的にも、社会の精神的にも。
まずは身を護って下さい。そして、リアルの中で生きてください。