小泉純一郎元総理大臣あてメッセージby村田光平

以下、村田光平先生から小泉純一郎元総理当てのメッセージです。
東京2020まであと一年を切りました。「日本に放射能問題はない」と強弁する日本の政府と財界。皆さんは、このまま、フクシマがなかった。あるいは、解決している、として、平和の祭典を行うことに、賛成ですか?
自分たちの不始末をきちんと、公明正大に解決・開示すらできない姿勢に、私は、この国の国家権力を認めません。
自分の道得基準で生きます。

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皆様

小泉元総理宛メッセージをお届けいたします。
東京五輪、これと表裏の関係にある原発、そして福島の教訓を無視
する不道徳・無責任な再稼働に言及しております。
小泉元総理の講演活動の成果には眼を見張るものがあり、今後の一層の
ご活躍が期待されております。

 村田光平(元駐スイス大使)

小泉純一郎総理殿
2019年7月28日
村田光平
(元駐スイス大使)
拝啓

原子力緊急事態宣言下で開催される東京五輪に対する国際社会の懸念は強まりつつあります。五輪そのものに反対する動きも表面化しております。

東京五輪2020まで1年と迫った7月23日、五輪反対運動を展開している世界の活動家が外国人特派員協会で記者会見を開き、五輪は中止すべきだと訴えました。会見に出席したのは、米国のサッカー五輪代表選手で、「オリンピック秘史〜120年の覇権と利権」を執筆した政治学者・ジュールズ・ボイコフ パシフィック大学教授他3名です。(http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2414

東京五輪に反対する動きも内外で見られます。
7月24日にはフランクフルトにおいてIPPNWドイツ支部はドイツ・オリンピックスポーツ連盟に対し、東京オリンピックの危険を訴える行動に出ております。https://www.flickr.com/photos/ippnw/albums/72157709855942246
同日、東京では東京五輪に反対する集会が開かれ、230人の人々がデモに参加しました。http://www.labornetjp.org/news/2019/nolympicanywhere201907

東海第二原発の再稼働反対の動きは、貴総理が指導される原自連の精力的な尽力もあり大いに盛り上がりつつあります。この際求められるのは安全神話が消滅している現在、再稼働が如何に不道徳・無責任であるかについて思いを致すことです。再稼働中の9基の原発の運転停止は日本の命運にかかわる緊急課題です。

どうか貴総理のご指導、ご支援をお願い申し上げます。
敬具

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。