テキサス州が連邦裁に提訴の時、アメリカの臨時駐日大使のジョセフmヤングが孫正義と会った。そして今年の「ダボス会議」は、シンガポール開催になった?

12月8日、9日は、動きが激しかった。

戒厳令発動をすっかり準備した時に、異変ですね。

その前、ポンペイオの資産凍結発言で、中国共産党指導部は、
どうやら心の内面が、ガタガタにやられたようですね。

まず、このニュースを見ましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=eAtSglxJUi8
この大紀元ニュースで面白いのは、
「華春栄 報道官に、元気がない」という指摘のところ。
【新聞看点】「戦狼」もがっかり 米国 対中共政策が厳格化 – YouTube

「権力市場経済」となった共産党支配の大陸内で、出世し栄達を図ると
いうことは、何が本当の目的だったのか?
共産党内で昇進し、自分の権力を増強させるのは、その権限を利用し、
自己の財産利得を図り、まず米ドル資産を蓄えることだった。
その米ドル資産で、アメリカなどでの豪勢な生活を、
家族・子孫に実現させていることを、知人たちに誇ること。
これが、共産党大幹部の個人的夢で人生の目標として来たものが多いでしょう。

しかし、それができなくなった。
元々、鄧小平の改革開放(1984年)からの時間が浅く、しかも鄧小平の登場前は、
国内の政治闘争と政策的失敗による、社会混乱・物心両面での破壊が続き、
誰もが貧困となった。その時の悲惨な体験の記憶が大人たちには染みついている。

近代化が進んでいるとはいえ、人口が多く、僻地に落後地域が多く、
底辺の均等な底上げ(美意識・芸術性のある生活)には、環境問題や行儀の悪さが
重くのしかかって邪魔をし、改善には時間がかかるため、そこを見ずに、
他国にある綺麗になった成果だけを、欲しがります。

これは単なる「成金」次元を越えて、世界に誇れる「富裕」の実現を
一気に求める感覚です。
親は「政治闘争の場面や現実の生活改善で」苦労しても、子供には楽させたい。
今の共産党の幹部(50歳以上か)は、表では、中国全体の発展を言いますが、

個人的な本音では、
中国国内に、自分の「夢」を作り出すのではなく、中国の国家権力を、
他国の繁栄の成果を上手に盗み取るために使う。
党を結集させるその目的は党の幹部が団結して、個人的に他国から
「奪う」事のみに使う。
これが、完全にできなくなりました。

党で、政治闘争の果てに、「出世」すればするほど、
本来の個人の「夢」ができなくなる・
今回のポンペオの決定は、共産党員として、張り切れば張り切るほど、
個々人の「本音の部分の夢」を遠ざけることになると自覚させています。

これで、共産党の戦闘服を着た「戦狼」の司令官のその心を
「スピッツ」や「チワワ」にすることになるのでしょう。

大陸に暮らす中国人の夢が、共産党員では、もう達成できない、と知った時、
解体が始まりますね。

あと
テキサスで、連邦裁への提訴がはじまった9日、
これに、賛同する州が増えていますね。

また、ソフトバンクの孫正義氏は、アメリカ臨時駐日大使のジョセフMヤング
が面会しています。
菅政権が、73兆円の補正予算を先週末、組んだ後でしたね。

あと、まだ未確認で、噂に近いものですが、
8日、エアフォースワンが横田基地に来ていた、と。
もし、これが本当なら、トランプやフリンがそこに乗っていて、
何が、日本のどこかと、重大な話し合いがあったかもしれません?

日本政府は、ビルゲイツに勲章をあげたところですしね。

そして、たった今、こんな報道がありました。

世界経済フォーラムの特別年次総会開催のお知らせ。
 2021、5月にシンガポールで開催だと。

以下、世界経済フォーラム発表記事の和訳です。

「2020年12月08日発出
世界経済フォーラム 取締役/パブリック・エンゲージメント部門長
エイドリアン・モンク public.affairs@weforum.org

2020年12月7日、スイス、ジュネーブ –
世界経済フォーラムは、2021年5月13日から16日、
シンガポールで2021年の特別年次総会を開催します。
2022年の年次総会は、スイスのダボス=クロスタースでの開催を予定しています。

シンガポールで開催される特別年次総会2021は、
パンデミック(世界的大流行)からの回復に世界規模で取り組む、初の
リーダーシップイベントとなります。対面式となる本年次総会では、
世界で最も差し迫った課題に対する解決策を形成することに焦点を当てた
リーダーたちが一堂に会します。詳細は決定次第、追って発表いたします。

世界経済フォーラムの創設者・会長であるクラウス・シュワブは、
「世界的なリーダーシップ・サミットは、我々が共に復興に取り組む上で
極めて重要です」と述べています。
2021年の特別年次総会は、パンデミックが始まって以来初めて、ビジネス、
政府、市民社会のリーダーが直接会う場となります。
信頼を再構築し、2020年に顕在化した断層に対処するためには、官民の協力がこれまで以上に必要とされます。

開催地の変更は、参加者とホスト・コミュニティの健康と安全を守るというフォーラムの優先事項を反映したものです。検討の結果、新型コロナ感染拡大の現状に鑑み、シンガポールが開催に最も適した場所であると判断いたしました。

尚、2021年は、1月25日から29日まで開催する通常の「ダボス週間」の間に、信頼を再構築し、
2021年に必要な原則、政策、パートナーシップを形成するためのバーチャルイベント、「ダボス・アジェンダ」を開催します。
本会議には、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、ラテンアメリカ、北米の各国首脳、最高経営責任者、市民社会のリーダー、グローバルメディア、若者のリーダーが参加します。よりよい働き方と未来の仕事のあり方、ステークホルダー資本主義の加速、第四次産業革命の技術の活用は、アジェンダの重要なトピックとなるでしょう。

また、2021年の特別年次総会に先立ち、フォーラムは2021年4月6日から7日まで東京で「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット」を開催します。本サミットには、官民連携による新興技術の責任ある設計と展開を確保するために、政府、企業、市民社会のグローバルなステークホルダーが参加します。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。