もどりました。次は、19日の東京皆神塾と、26、27の能登ツアー。

 昨夜、信濃にもどりました。

志布志で何を話したか? (「志布志」とは、 「是不是(シィー プゥ シィー)」 そうでしょ? の意味だって?)

今回、 南民旅館の応援と、志布志地域の土地の霊の確認、 これが、私の志布志行きの目的でした。

それにしても、本当に、遠くから、急遽集まったものでした。沖縄もいれば、東京、富山もいる。

なにより、半数は女性で、綺麗な人も多かった。そうした人は写真に映らないように、後方にいました。

 

 飯山大魔神は、 1万年前からツングースに色濃く集積したシャーマニズムが、日本列島にはいって、天皇を生み出したことを最重要視する。そして、日本が、唐に対し、自らの国家形成を表明するときに、いかに、百済系の教養人が、深く関わったかを、強調します。

 古事記は、天地開闢からウマヤドの誕生までを書き、

 そのウマヤドの誕生以後、持統《鵜野讃良)の退位まで日本列島で、どんな政治的ドラマが有ったのか、膨大な事績を描き上げるのが、日本書紀です。

 その中で、強調されたのが、ウマヤドの日本列島での業績(十七条憲法など)ですが、この部分は、701年生まれの首皇子の即位(724)に合わせて、天皇の権威を高め、神格化するための膨大な潤色となっているのは間違いありません。

 応神時代に、百済から和邇博士が「千字文」を伝えたように、 朝鮮三国の中で、距離的にも、政治的にも、大陸の皇帝のもっとも近かったのが百済であり、この書紀の編纂には、百済系の漢文使いが多く導入されました。

 シャーマニズムと、 朝陽(龍城)にあった百済郡、そして、日本書紀編纂での百済系知識人、そして、安楽山宮神社に祀られる天智天皇。 これらを結ぶのが飯山史観です。

 光仁以後、特に桓武の平安京は、この天智の系列であり、南北朝も、天智系の中でのことです。

 その平安京(御所)が、和気清麿の献策で、秦河勝邸の跡に建てられ、今に至っています。秦河勝は弓月国(功満王、融通王)から来た人間で、新撰姓氏録では、この一族は秦の第二代目、胡亥の子孫とされています。

 私は今回、この弓月国こそが、現在のキルギスにあたる、と自説を開陳しました。さらに、現在の、日本の宮中には、始皇帝に由来する多くの習慣があることも、指摘しました。

 史上初めての大帝国を創りだした、嬴政の思いは、日本列島の天皇家の中に埋め込まれ、今も生きている。そして、歴史的に、大陸の皇帝と、日本の天皇は、人類発展の両輪でもあった。

 後漢が滅亡して以来、皇帝となった一族の人間が日本列島に、亡命してきた時、それを、親族として抱え込む、これが、天皇システムだったと、京都中山家の人間から聞きました。はっきりしているものに、後漢の皇族の血統に、最澄がいました。

 もとより、私の興味は、これで終わりません。

そもそも、嬴政(始皇帝)を生み出した秦帝国は、 どのような者達の意志によってうまれたのか?

嬴政の長男、扶蘇の血は子嬰に残ったが、その正統な血は、以後、玉璽とともに、どうなったのか?

半島三国で、百済は、中華皇帝の教養(漢文)を取り込むことに最も熱心だった。

高句麗は、積極的に大陸の皇帝位に政治的に挑んだ。その最たるものが、隋の侵攻を跳ね除けたこと。

そして、新羅はその起源が辰韓でここでは3世紀頃まで、漢字が使われていなかった。、秦滅亡後、劉邦の漢が、始皇帝が統一した漢字と制度を踏襲して、武帝のときには董仲舒によって儒教が国教化され、文明と野蛮が明確に区分けされていく中、辰韓は漢字を用いないで、独自の正統性の確立を、図っていたのです。 

 私は、3000年前の古代イスラエrの成立や殷周革命以後、日本列島に大宝律令(701年)が出来るまでの1700年間に、大陸での皇帝権と半島三国の成立・発展には、ダビデ王以来のヘブライの基準があったとする立場です。そして、7世紀に日本列島に来たカマタリとその息子の不比等が、再発見したものこそが、縄文からの精神性である、と考えます。 この部分は古事記では明確にしなかったが、唐に玄宗皇帝が立つと、不比等は、ここに気付いて、中華皇帝のいる唐と、天皇のもとに生きる日本列島の未来の民に向けて、強調しているのが日本書紀であると 確信します。

 ダビデは漢字では「大闢」と書かれ、これが、赤穂の坂越にある大避神社になります。この神社で、江戸時代、山鹿素行は「中朝事実」をまとめますが、このとき、素行を庇護していた浅野匠が、吉良上野介を松之廊下で切りつける事件となります。背後には、深い謀略がありました。志布志では、ここも紹介しました。

 赤穂は養蚕で財力を築いた秦氏の里ですが、ここにある普門寺が特に、弓月=天山 の記憶を留めています。628年、なぜ、玄奘三蔵はインドにいくのにタクラマカンからそのまま西に向かわず、北の天山をぬけて、イシククル湖の先にある、西突厥のスイアーブに向かったのか? これも大きな問題なのです。

 

◎ 私が中野を離れていた12日~16日、どうも、日本国内でも、また、「金融ワンワールド」でも、一つの変化が出ているようです。 これは、アメリカ覇権と、中国経済、そして、日本のフクシマ に関わることです。

 ひとつ、はっきりしたことは、

 現在のローマ法王フランチェスコは、これまで、「戦争」と「疫病」は否定してきましたが、 人口の削減という観点で見た場合、 それ以外の悲劇を、どう見ているのか、ということです。

 台風・地震の「自然災害」もあれば、 電磁波、添加物は、生体反応を徐々に狂わせ、なにより、放射能は遺伝子を攻撃していく。 ケムトレイルも、疾病を誘発します。そして、マネーだけを見つめていれば、家庭をもつのが面倒になり、同性愛では子供ができません。

 さあ、こんな中、人類のとっての救世主(ヘブライ語メシア、ギリシャ語キリスト)はどこにいるのか? それは、どんな実態なのか? 

 エルサレムの情報が、まだ判らない。 エリコーヘンさんが、信頼を集めているらしいが。 ISIS と、 安保法案は、どうなるかも、今が、正念場。

 19日(土)、池袋で、 分かるところまで、話しましょう。  大きな流れは、「カゴメの籠の崩壊」です。 

 

ps; 20日(日)には、学士会館に、落合莞爾さんが講演されます。

 どこかで、おあいできれば、嬉しいのですが。

 今、「金融ワンワールド」が、最終局面にむかっています。

 ただ、こういう言葉もあります。

  『 不死鳥は、完全に燃え切らない と 蘇らない 』  

 

 不比等は、天武の最期の2ヶ月(686年7月20日~9月9日)を、『朱鳥(アケミトリ)』 としました。

 そして、702年に、「倭國を日本国に国名変更をする」のを認めた、史上初めての女性皇帝の武照(則天武后)は、690年に即位するにあたり、大雲教を用いいますが、その中にある、「則天とは弥勒下生」とする内容は、李世民の時代に書かれた『推背図』の一節から引用されていたものでした。

 「則天是弥勒下生 作閻浮堤主。唐世合微、則天革命」

その『推背図』に、以下があるのです。(これは、確か、以前にも紹介しましたね)。

  「日本が水没するときに、辰王家がかつての志を取り戻し、西に戻る」 

 台風18号の異次元の豪雨で線条降雨帯ができたとき、私は、フランチェスコの言葉を思い出していました。

 辰王家 とは、何でしょう? かつての志とは? 

 スーパーエリートたちが考える人類の運命まで、視野に入れなくてはならなくなりました。

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