英語ですが、必見のビデオがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=88GTUXvp-50
人類史の中で、どのように宗教が発生したか、よくまとめています。
英語世界では、すでに、BIBLE(聖書)とは、
ASTROTHEOLOGICAL LITERARY HYBRYD 「占星(天文)神学の文学的ハイブリッド」 と
解明されているようです。
この中には、イエスに纏わる伝承が、エジプトやミトラ、ジュピターなどの信仰を取り込んでいることを説明しています。結論として、すべての「宗教上の神」は、社会を操作するために、政治的に創作されたと主張します。
日本の場合、天皇と皇祖神アマテラスが誕生したのは、7世紀の後半ですから、このとき、聖書を作り出した知恵が生かされていたのは当然です。
イエスを「三位一体」の存在にしたあと、ラテン語の聖書「ウルガタ」は、405年にヒエロニムスによって完成します。そのころ、日本列島では、応神(ホンダワケ)の時代です。
実在の人間だったホンダワケを奉る神社が宇佐神宮です。ここは、聖武が即位した翌年725年に、社殿が整備されたあと、道鏡事件を引き起こしたところでもありました。
しかし、平安期に入っても権威は全く衰えず、江戸時代まで日本神社界のトップの地位にありました。伊勢神宮は気比神社、香椎宮、岩清水八幡と並んで、この神社の下位に位置づけられていたのです。
聖武天皇は勅命で奈良に大仏を造像しますが、鋳造が終わってこれから金メッキというとき、金(ゴールド)がないと心配した良弁に、「問題ない」と八幡神のご託宣を届けたのが、この宇佐神宮の女禰宜(にょねぎ)の大神杜女(おおがみのもりめ)でした。
「八幡」と、「大神」。ここには、すばらしい世界性が隠されています。