ボストン・テロもIAEAの判断も、古い地球文明の中でのこと。変化は別次元から。

ボストンのテロは、どうも、巧妙な作為。そして、その報道も目くらましそのもの。 

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なんで、こんなことをするのか?  アメリカ権力層の「内部対立」が主原因でしょうが、単に、

宇宙との接触という「真実」の拡散を抑えるために、恐怖を煽り続けることが目的かもしれません。

これまでどうりの、「国家」を軸とした、国家間の対立、そして、国家内での利権争い。

「羽化」の時代に入ったのですが、まだまだ、未熟・未発達なものが多いのです。 

昨日、 IAEA が来て、福島第一の廃炉にむけた作業について、コメントを出しました。 以下です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・産経新聞 ・・・・・4月23日(火)7時55分配信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

IAEA 汚染水、戦略見直しを 福島第1廃炉計画は評価

 東京電力福島第1原発の廃炉作業を検証するため来日している国際原子力機関(IAEA)の調査団は22日、「汚染水管理のように放射性物質が漏洩(ろうえい)するような問題の対応を継続して改善すべきだ」などの助言を盛り込んだ報告書の概要を公表した。最終報告書は1カ月以内にまとめられ、政府は6月に見直す廃炉の工程表に反映させる。

 都内で会見した調査団長でIAEA核燃料サイクル・廃棄物技術部長のフアン・カルロス・レンティッホ氏は「汚染水の問題が直面する最大の課題。東電は信頼性を向上させるために、包括的な戦略を見直すべきだ」と注文を付けた。

 調査団は各国の専門家13人。事故後、廃炉に特化したIAEA調査団の受け入れは初めてで、廃炉作業の進捗(しんちょく)状況などを評価した。

 報告書では、廃炉計画を「最も複雑な課題に対し論理的で合理的」と一定の評価を与えた上で、レンティッホ氏は「さらに安定させるために、仮設の機器を恒久的なものに置き換える必要がある。不具合が発生した場合は、迅速に(問題を)突き止める能力と、対応する能力を備えることが大切だ」と指摘した。

 特に、汚染水問題について報告書は「敷地境界での放射線レベルを適切に分析すること」と記載。レンティッホ氏は汚染水をためるタンクの放射線モニタリングを強化するよう助言した。
                   ◇
 ■IAEA報告書概要

・日本は福島第1原発の廃炉にタイムリーに取り組んでおり、損傷燃料取り出しという最も複雑な課題に対し、論理的で合理的な計画を持っている

・東電は汚染水の放射性物質と塩分を取り除くための先進的な技術の導入に成功した

・東電は安全上重要なシステムの信頼性を向上させ、外的リスクからの防護を向上させるための努力を継続すべきだ

・汚染水の貯蔵によって生じている課題に対する対応を、継続して改善していくべきだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

IAEAの報告概要を見て、私は、この組織が原子力の国際的な「推進組織」であること改めて認識しています。今回の調査団が、日本の原子力政策を変える起爆剤になるかも、とほんの少しでも期待をもった自分が、恥かしくなりました。

「シリウス」のディスクロージャー情報は、考えてみれば、IAEAの存在自体を揺るがす(不要にする)もので、敵側にあたります。 戦後の人類社会で、原子力を使った利権つくりは、地球規模で広がっており、 これをなんとか、少しでも長く維持させたい既得権益者の中核組織がIAEAです。世界中に広がった原子力推進ネットワークの中での、主導権や、利益分配が、ここの関心事でしょう。

その彼らでも、福島の汚染水に、危惧をいっています。 当然です。自分たちの命がかかっています。

ここまでの廃炉計画について、「最も複雑な課題に対し、論理的で合理的な計画」と評価したのは、 日本の電力会社の経営や、国家の方針には触れないで、それを存続させる立場に立っています。

いまのアベノミクス。 とんでもない金額のマネーが日本銀行から生まれていますが、これが、私たちの生きている現場を、 生命の次元で、改善するものには、直結していません。 

マネーには、現実を実体化させる力(エネルギー)がありますが、 マネーによって、国家や既得権益者の存在基盤をまず強化しようというのですから、当然かもしれません。

いずれも、これまでの「文明」を維持したい人間の考えです。

6000年の人類文明で、

 人間社会を支配してきたものは、 「恐怖と欠乏」 です。

このとき、日本の縄文時代が、唯一の例外だったといっていいでしょう。そこでは、この地球の囚われ(精神の牢獄)がなく、本当に、宇宙と共振しあって、自由で、伸びやかで、豊かでしたが。

 それが、シュメールからおきた文明では、

とにかく、獲得した富(=農業生産)の「欠乏」と、その富を狙う外敵の「恐怖」。この二つを煽り続け、支配下の人間に国家(体制)に対する依存を増大させつづけました。

これが現代まで続く、マネーでの支配層(資本家・大企業) と、国家に寄生している既得権益者たち の常套手段です。

今、その前者が、国家の内側に作られた既得権を壊し、新たなグローバル権益を作りたい。 これが「グローバリスト」たちでしょう。 

私たちは、国家に囚われている既得権にメスを入れながらも、 国家を超えて動く企業活動に対しては、きちんと、監視・監督・公正さを求める国際基準を作りましょう。 遺伝子組み換え食品や、公害企業を のさばらせるわけには行きません。

 ただ、もっと重要なのは、なんといっても、私たち自身の、自律と自立。そして、想像と創造です。

テロや災害、さらに、戦争の危機という恐怖情報が多く出されると、実は、私たちの精神はどんどん萎縮し、 これまでの、枠組みに閉じこもろうとします。

そのとき、せっかく、すぐそばに、宇宙情報が色濃く準備されていても、そこにアクセスしなくなってしまいます。

 人間は、 現実の問題に直面し、 必死になったときに、土壇場の知恵は出てきますが、

それより、 歓喜と豊穣の中
で、人間としての幸福を実感しているときに、多くの「ヒラメキ」が生まれます。そこには、宇宙や多次元からの情報もあることでしょう。

毎日、怖がらずに、恐れずに、それでいて、 しっかりした自然科学の知見を元に、事故・災害・疾病に見舞われる確率を、極力、減らす生き方を心がけるしかない。

地球人類の「羽化」段階では、本当に、「まやかし」が多くなっている。 一番妄信してはいけないのは、 日本の場合、なんといっても、「お上」の権威、すなわち、 政府とマスメディア です。 

これらには元々限界があり、その存在価値も、急速に、落ちているのですから。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。