「がん村」200カ所超=地下水汚染、政府機関も異例の警告―中国(時事通信)

掲題は、時事通信です。

日本も他人事ではない。 積極的に、健全な環境を作り出していく主体になる。こう決意して、日々を生きる。

TPPを怖がっているのでは、まだまだ、覚悟が足りません。 自分で食するものは自分で作る、という意識で、生産者を支える。そこから直接買う。さらに、自ら、地下水源ツクリにまで関わってイク(これは、広葉樹による森林復活です)。ここまでやって、しかも、エネルギーの自給も目指す。

 こうなれば、生活空間の真の意味での芸術化を達成できます。

いいものをなるべく安く買うという行動原理だけの人間に、待ち受けるものはなんなのか? 自分で環境つくりに無責任な人間が、何を招いているのか、それの典型が、すぐ隣にあります。ガン村を生んでしまうなんて、大バカ国家、大バカ民族です。

時事通信の記事: 

【北京時事】24日付の中国紙・新京報は、発がん性の高い有害物質を含んだ地下水を飲用するなどしてがん患者が多発する「癌症村」が国内で200カ所以上に達すると伝えた。環境保護省も20日に公表した通知で「一部地域で『癌症村』など深刻な健康・社会問題が出現している」と警告しており、地下水汚染の実態が浮き彫りになった。

 中国メディアや環境問題専門家は以前から「癌症村」の存在を指摘してきたが、政府機関が公表したのは異例。また200カ所以上に上る「癌症村」は、環境問題の関係者が作成した「中国癌症村地図」で判明したとしている。 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。