政権奪取だけに野合してできた民主党政権。どこまで日本を壊すのか。

その1) 天皇の訪韓によって東アジアに新しい時代を作ろうとしていたのは、自民党時代からの外務省の方針でした。2008年の福田・麻生政権でも、韓国に対するアプローチはありました。また韓国側もそれを望んでいたでしょう。 一方、民主党は自民党から政権を奪うために、日本国内の在日の人たちを最大限に活用し、さらに政権奪取後は、韓国に対し、多くのフェイバーを与えました。 

 韓国にすれば、民主党の国会議員の意識が自分たちにあまりに近かったために、今、日本の政府は、自分たちよりも、弱い立場、低い地位、すなわち下位であると見なしだし、それが、元在日の大統領に、政権末期に大暴走を引き起こしてしまった。

 私は、「東アジア」を語るときには、1300年前、日本に大宝律令ができ、さらに古事記が編纂されたときまで、きちんと視野に入れて、各国との関係を考えます。 <唐・新羅・日本>で、東アジアが安定した時期でした。

それからあとは、大陸は易姓革命で、宋・元・明・清、そして、アヘン戦争で、中華民国と人民共和国 。

日本は、皇祖神アマテラスの化身である天皇が、ずっと統治の権威であり続け、国家と国民統合の象徴でした。

半島では、新羅が高麗に。さらに、李氏朝鮮に。日本の明治維新後には、日本と清国との争奪の舞台になりました。

日本列島は、大陸の政変(内乱・大殺戮)の影響はあまり受けなかったのですが、半島は、常に脅威に晒され、中華皇帝を宗主にして、何でも、上下の力関係で見る国情が染み付きました。儒教の中でも最悪の部分が固まってしまった。これが朝鮮・韓国であり、今でも、ハングルを話す全ての人間の意識を、縛り続けています。

 今、目の前にいる相手は、自分より上か下か。強いか弱いか。

日本が敗戦し、アメリカの占領下にあるとき、韓国は新たな宗主国アメリカによって、日本統治時代の屈辱を煽られました。そして、日本に対し、多くの賠償問題を持ち出します。統治時代のインフラ整備や教育の普及にも冷静な判断が出来なくなりました。 そして、慰安婦問題が持ち出されます。悲しい事件です。これについては、また別の機会に。

 今回の李明博大統領の発言についてですが、 どうも、野田政権は、水面下で、天皇の訪韓を積極的に目論んでいたようです。これに対し、答えたのが、以下の発言です。 今は、自分たちが、日本よりも上位にある、強気に出ても大丈夫 と考えてしまったのでしょう。

 李明博大統領の本当の台詞。(韓国関係者が流石に気遣って、違う訳になる前の直訳)
『日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い、重罪人に相応しく手足を縛って頭を踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。 重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話しだ、そんな馬鹿な話しは通用しない、それなら入国は許さないぞ』

 まあ、この発言で、日韓関係は、戦後最大級の大問題になったことで、これでまた、国際関係が変わります。    

 その2) 

 今回の事態には、いろいろなコメントがあるのですが、以下のような「コント」が出ていました。笑えない話ですが、笑ってしまいます。参考までに。 

 315 :名無しさん@13周年:2012/08/19(日) 00:51:36.70 ID:DKzN0B/o0

 ある時、日本人を怒らそうと、アメリカ人、北朝鮮人、韓国人、中国人が賭けをした。

 まずは、北朝鮮人が挑戦した。日本人を拉致し、麻薬、偽札などなど
 日本社会をひっかきまわした。 さぁ、これにはいくらなんでも・・・
 みんな固唾をのんだ。   しかし、音なしの構えの日本人。

 ならば、俺だ。とばかりに中国人。 ODAをもらう調印式を欠席し
 回覧で、調印するという挑発行為を手始めに、原潜をもぐったまま
 領海侵犯させるという、日本以外なら戦争にさえ発展しかねない
 行為をした。さらに、尖閣上陸。これは、中国の勝ちだと誰もが思った。
     しかし、日本は、怒らない・・・

 アメリカは唸った。 日本人は、化け物か?
 アメリカは、憲法を押し付け、首都を制圧できるように軍を配置し
 横田基地の日本人への利用を当初の民間機利用案から、
 自衛隊機だけ許可するようにねじこんだ。
 依然、首都上空の管制をあけわたさない。
     しかし、日本人は怒らない。

 すると、それまでジッと様子をうかがっていロシアが言った。
  「もう核しかないな。日本人を怒らせるには。」

 アメリカが、ロシアに言った。
  「それ、もうやった。」

 そこで、韓国が言った。 「天皇侮辱したら、日本人怒ったよwww」

 米露北中   「おいおい、それはアカンだろ・・・」 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  上下で見る見方は、悲劇しかもたらしません。

 6000年前から続く、イノチの平等、尊厳を感じあう、関係を作り出さないといけませんね。

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。