日本人を一つにした李明博発言。「天皇」の意味は、それほど重い。

・韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、天皇陛下の訪韓に関して、
 「(日本の植民地支配からの)独立運動をして亡くなった方々を訪ねて心から
 謝罪するならば来なさいと言った」と述べた。韓国忠清北道で同日開かれた
 大学教授らとのワークショップでの発言。李大統領は「(外遊では)すべての
 国へ国賓訪問したが、日本は(国賓として)行っていない」と語った。 (日経新聞)
 

・韓国の李明博大統領は14日、天皇陛下の韓国訪問に関し「独立運動で亡くなった方たちに
 心から謝罪するのであれば訪問するように(日本側に)伝えた」と述べた。忠清北道で
 行われた教育関連行事のあいさつの中で語った。

 日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」(15日)を前に高まった国民の歴史意識を
 刺激し、支持率向上につなげる思惑がありそうだ。

 李大統領は植民地支配を念頭に「加害者(日本)は忘れられるが被害者(韓国)は
 忘れられない」と指摘。「痛惜の念という言葉を言いに来るのであれば(天皇陛下は)
 来る必要はない」と述べた。  (産経新聞)
  

韓流ブームは、これでおしまい。

ネット上のあらゆる日本語言論で、「一線を超えた」との怒りの発言。

 日本人は、今の日本の政治の体たらくは、それを選んだ私たち自身にも責任がある、と感じており、

 その上で、この国を何とかやり直したい、立て直したい、作り直したい、と、みんな心で模索しています。

 なかなか解答が見えず、また、それぞれの主張も違いますが、そのときの精神のよりどころとなるのは、

 この国の歴史であり、山野であり、そして、なにより、国家と国民統合の象徴である「天皇」の存在です。

311以後、高齢にもかかわらず、被災地を回られ、さらに心臓のバイパス手術を受けられ、それでも、被災民を励まし続ける陛下に、心が動かされない日本人はいません。  

消費税、原発再稼動で、二つに割れていた日本人が、今、韓国大統領の、陛下に対する常軌を逸した失礼な言い方で、一つになっています。 

 これは、政治的強制によって一つになったのではありません。 

これで、日本語を話す日本人の、心の深いところの、とんでもない次元のスイッチが、入ります。 

経済(カネ儲け)より大切なものがある、と、日本人は今、全員、心から感じて出しています。

自分自身と、民族(日本語と天皇)の尊厳のために、強い自発性が芽生えています。

その自発性が、 島国だけに留まるか? それとも、地球を飲みこむことになるか? 

ともかく、スイッチが入りました。 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。