自分の肉体に関する全ての医療情報を最初に知るべきは、自分自身だ。

 こんにちは。

今日は送り盆の日です。 このお盆の期間に、竹島も尖閣諸島も騒がしくなってきました。 戦争の臭いを指摘する人もいます。

 内政がうまくいかないときは、外交で。

 国民は、より重大な問題が起きれば、目先にある問題は、忘れる。

 原油供給が不安になれば、 原子力を受け入れる。

いずれも、既得権を握っている権力者側が、国民を馬鹿にして、自分の体制を維持したいときに使う手段です。

しかし、ここで、皆さん、政府とは、自分たちがつくるものだということを、再度、噛み締めましょう。 

私たちに害をなす政府・政権は、当然、倒していいのです。

ただ、今回の日本国に対する外国からの暴挙については,看過は出来ません。 

韓国大統領の暴挙については、人気取りのための拙速な政治パフォーマンスであるのは、当然です。 これには、日本は、すぐに大使召還 と、一切の文化活動の中止を断行すべきです。躊躇ってはいけません。

また、尖閣諸島に上陸した中国人(香港人)については、不法入国ですから きちんと刑務所に入れましょう。

まあ、こうしたことは分かりやすいのですが、別次元の問題である今の福島県のことです。

 汚染された地域で、どう住民が暮らすか、これを指導するエートス運動なるものが、始まったようです。

ただ、これの結末については、すでに結果が出ています。 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1498.html

運動の指導者がいなくなる頃、その地域で、急激に原発由来の病気が増えます。その地域で暮らす限り、病魔から逃れられず、却って、このエートス運動が終わるころに、10倍もの被害が露出する。

どんなに深い郷土愛と、慈愛溢れる情緒を持っていても、また、明るい笑顔で頑張って暮らしていても、放射能は、細胞や遺伝子を狂わせ続けるのです。それに対し、どこまで、生命の側が、正常を維持し頑張れるかです。

放射能の攻撃性と、細胞・遺伝子の防御という「せめぎ合い」は、実は、医学を研究するものにとっては、本当に、ほしい情報なのかもしれません。だから、悪魔がとり憑いた医師が、ここには寄ってくる。

私が、本当に、不思議に思うこと。

福島では、医療機関にいって、何であれ検査を受けても、その結果が、当事者に公開されていないということ。

放射能の汚染地域では、非常に悲しいことに、生物濃縮がこれからさらに顕著になります。 自然の生態内では、放射能や環境汚染物質は、生物の細胞内で、どんどん濃縮します。それも、いく世代にわたっても続き、どんどん濃くなって、定着していくのです。

福島及び北関東の森林や農地、さらに、河川に棲む全ての生命体で、この生物濃縮が進みます。これは自然界の法則であり、食い止めることは出来ません。 動物で言えば精子や卵子に濃縮します。植物では、これが種子に濃縮されます。これが、遺伝子まで攻撃します。

私たちは、すでに、量の濃淡、多い少ないの差はあれ、日本人なら誰もが被曝しているわけですが、これからあとは、いかに、この被曝の蓄積を少なくするか、ここが日本社会全体の最優先課題です。これは、マネーや経済指標よりも、間違いなく重要なことです。

このとき、日本社会の構成員である私たち自身が、まず、どの程度、被曝しているのか、これを正確に知ることが、未来に向けての、行動指針を出すときの基礎となります。 

 そして、当然、重度の被爆が分かっている時には、それ以上の被曝を、なんとしても避けるのが、単に、自分自身だけのためでなく、自分自身に課せられた公的な責務です。 しかし、これを福島県は逆に、更なる被曝を加速させる判断をしているのです。 それが、「安全だから、戻って来い」という、帰郷の呼びかけです。

 蓄積量。 これが全てです。 それゆえ、本当に日常の生活空間で、.0.1マイクロシーベルト/時 以下まで下がったのなら戻るのを考えてもいいですが、それでも、この地域で取れる全ての農産物は、今後も、毎年、生物濃縮が進むわけですから、生活は極めて不自由で、しかも、高価なものになってしまいます。

 地区ごと、集落ごとに、安全な地域に移住する判断こそが、子供たちのためです。その移転に関わる費用を、東電に請求するのは当然ですが、子供のことを思えば、まず、これ以上の被爆をさせないように、とにかく移ることです。 

 「生活保護」とは違います。被災民なのですから、新規生活の準備金を国家に求めていいのです。このために、県の知事、議員は、動き回ったのでしょうか? 地元選出の国会議員は、何をしたのでしょう。

私がそれ以上に、理解が苦しむことは、福島の親たちが、子供たちを病院に連れて行って、いろいろ検査した挙句、その結果が知らされないことに、本気になって抗議していない事です。

個人情報が盗み取られているではありませんか。 これは、モルモットと同じ状態に置かれたのではないですか?

自分の健康に関する、全ての情報を、まず先に知るのは、自分です。 これが、自律・自立の土台です。

このことをすら、守らない地方政府や医療機関を、なぜ、信用するのですか?  

私は農産物では北信濃のもの(水産物は西日本のもの)以外、家族には食べさせないようにしていますが、それでも、ここでの汚染がひどくなった時には、すぐに西日本に離れる覚悟が出来ていますし、それを家族に伝えてあります。

そして、東京に行きたがる子供には、もし、行くときがあれば、食べ物はこちらで作った弁当のみ。しかも、水も、こっちのものを持っていくこと。外食はしないことを言ってあります。食堂・レストラン・コンビニで使われる野菜、肉、魚類、さらに、水に、どの程度の毒(放射能)が含まれているか、全く、不明なためです。

1キロあたり98ベクレルは、100以下なので安全だとして、どんどん流通しているのが日本の実態なのです。これでは、どんどん蓄積が進んでしまいます。恐ろしいことです。

 自分の身を自分で守る。 実は、民主主義の出発は、ここからでした。 それは、国家の暴力から守るために立ち上がった過去の先人たちの姿が、これでした。 それがいま、日本では、政府によって、見えない暴力が加えられているのです。

どう自分の身をまもるか、さらに、自分を、どう生かしていくか、ここの思考が、私たちの内側にある魂を独立させていきます。 

 安心できる公的規準、頼れる権威を探し、それに従おうとするのではなく、そうした、権
威の出発まで良く考えて参考にしたうえで、 森羅万象のなかで、自然界の仕組みと、人間社会の仕組み を知り、その上で、自分で判断し、行動する。 これが、人間として成長の証になります。

この欄で罵り言葉を吐くわけにも行きません。  自分が何が出来るのか? いつも、これを考える毎日です。

まず、健康で生き抜くこと。 私は、どうしても長生きしなければなりません。「お化け」になってもです。

実は私の満90歳になる父親が大腸ガンであることが分かりました。そこで、ようやく、クルマの運転を止めさせました。もちろん、今は、徹底的な検査ををしています。まず、真実を知るのが先になります。その上で、どう対処するか、本人と家族の意思で決めます。

しかし、この国では今、放射能に関しては、医療機関が、本人に何が起きているのか、まったく教えようとしません。それでいて、いまだに、国策として、原発の輸出を相変わらず、進めています。 こんな人間のその家族全員を、福島の医療機関のすぐヨコに住まわせることが不可欠です。とにかく、真実を知っていただきましょう。

 他人に毒を盛り、自分は安全地帯にいて、カネを儲けることなど、なんで、許せるのか。

橋下の「維新の会」は、この原発はどうするのでしょう。安倍元総理との連携も噂されていますが、この原発と放射能について、 曖昧な態度でしたら、これは、全く支持できません。

今、日本列島にある最大の問題は、この原発と放射能の問題です。これは、人間だけでなく、他の生物種にとってもそうであり、また、地球全体にとっても、今、日本が国家として取り組むべき最優先の課題です。もちろん、ここには、核廃棄物の問題も含まれています。

原発関係者の失業など、原発に向けている補助金を、新規の事業資金に回せば、すぐに終わることです。

ただ、私自身は、日本人が、どんなに愚かしい判断をして、どんな多くの被害が出ても、この国を見捨てません。

とにかく生き抜いて、まともに話せて、真剣に行動できる仲間を見つけ、同じ志で未来を創ります。 

この国の人間の判断力と思考力を劣化させている最大の原因は、官僚たちへの理性次元からの依存心です。彼らの無謬性の根拠となっているのは、天皇の存在ですが、これが常に曖昧さのなかにあります。 この存在がどうしてできあがったのか、その真実を見極め、地球的視野で見て、誰もが納得できる新しい意味を、仲間とともに付与したいと考えています。

原発マフィアどもは、イノチに関してはあまりにいい加減で、乱暴で、強引ですが、自分の利権を守る悪知恵だけは緻密です。しかし、普通の日本国民が、この悪魔どもの真実に気づくのは、もう間もなくでしょう。

今日は、まとまらない文章でした。ゴメンなさい。  

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。