アホウというのは、
自分が、1年前どころか、つい2~3日前に何をいったか、
すぐに忘れて、そのときどきの、都合のいいことを言い続ける人
のことをいうのでしょうか。
郵政民営化のときもそうでした。
小泉内閣で、麻生氏は総務大臣でした。
会社の経営者の場合、契約書にサインしない限り、
自分が何を言っても、「そんなこといっていない」と、あとなって言い張って、
状況に応じ、つぎつぎと、前言を打ち消していくひとがいます。
そして、その会社の力加減によっては、それでも通ることもあります。
訴訟にもならず、「そのことをいつまでもいっていたら、次の発注はないぞ」
と却って開き直って脅すことすらあります。
それで、その会社の財産は守れるかもしれませんが、
もちろん、人間として信頼を失います。
しかし、政治は、それでいいのでしょうか?
いいですか、 みなさん。
一国の首相ですよ。
自分が指名した部下が、どんどん各地で、動き回っている。
テレビがまわっていて、一挙手一投足が、常に、録音・録画されている。
そうした中でも、 「そんなこと知るか、おれに関係ない」で、
済ませることができる精神構造なのでしょうか。
それとも、本質的に、自分が何を言っているか分からない、
ほんまものの、アホウなのでしょうか。
日本全国の中小企業の社長さん、
そろそろです。
あっ、失礼しました。
みなさん、すでに、見放していましたね。
「おれはそんなこと言っていない」 って・・・?。
この記事を書いた人

新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。