中国のエネルギー問題は、 他人事ではなくなりました。
2003年からの原油価格の高騰は、中国による国際市場参入が原因でした。 これが、バイオエタノール開発とあいまって、穀物市場にも及びました。
今、中国では、原発を新規に102基、建設する計画です。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120518/mcb1205180501009-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120518/mcb1205180501009-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120518/mcb1205180501009-n3.htm
これを、事前に止めるには、より効率のいい代替エネルギー技術の確立と、なにより、 省エネルギーで、快適で幸福な暮らしのモデルを作るしかありません。 今の中国は、日本の明治維新と戦後の高度成長を、一気に進めてきたのです。環境は壊れまくっています。私たちの直線的な経済発展モデルを参考にして、彼らは、無理やり、過激な権力市場経済に突き進んだのです。
私たち日本は本当に大きな過ちを犯しました。 これをすぐに改めて、近隣諸国に新しい「範」を示さないといけません。 中国での原発事故は、東シナ海を汚染し、私たち日本人を、さらに深刻な事態に陥らせるからです。
ところで、中国大陸に文明をもたらしたのは、伏羲(フッキ)と女媧(ジョカ)です。この二神は大洪水(4000年前?)の後に2人だけ生き残り人類の始祖の代表となったとされ、神格化されています。両者は人頭蛇身で、足が蛇となって絡まっており、これはDNAの二十螺旋を連想させます。伏義は「矩(く)…直角定規」を、女媧は「規(き)…コンパス」を夫々手に持っています。
私が今、中国大陸で最も注目する土地は、四川省の閬中(ろうちゅう)ですが、現地の紹介ビデオには、この伏羲と女媧が、ここで生まれたことになっています。http://www.56.com/u38/v_MjMzMDIxNjM.html
4000年前、シュメールが終わった時に、中国大陸に西側から、計測や建築の技術を持つものが入り込み、彼らが閬中に定着した可能性もあります。
地球の人類社会で、現在、世界最大の人口を抱える国を、どう活かすか、これは人類全体の問題です。中国のあとには、インドが続きます。私たちは、そのときに、人類全体に、未来に繋がる生き方の 模範を提示できる様に、まず、この日本列島に、日本人による、新しい統治システムを作り出さねばなりません。
そのとき、第一義として思考の土台にすべきは、「イノチ」と「真実」です。 さらにそこでは、「マネー」は人を動かすエネルギーではあっても、これは本来、虚の存在である ことを見極めなくてはなりません。ここが分かる人間にしか、この世での万人の幸福は生み出せないでしょう。