体調いまだ優れず。人類は今、「未経験の生命環境」に在る。

こんにちは。ようやく回復に向っています。 しかし、「粘り」が減ってしまいました。

まだ、お粥以外のものを食べれず、現在の体重は4キロ減って74キロ。

これを期に、少し「食」を変えてみようと思います。 

私の場合、だいたい、3年に一度、こうした体調変化がきます。

前回は、2008年の尖閣島の衝突事故のときの送胆管結石、その前は、大連での下痢でした。

気候が不順であるのみならず、昨年来の放射能汚染は、個体生命の生命維持のバランスを壊しやすくしているのでしょう。

人体は代謝を繰り返し、体内には、積極的に古い細胞を壊し、新しい細胞を新生させる仕組みがあります。

古い細胞を壊す時に、有効だったのが、実は天然の放射線(ラジウム)ではないか、と考えられます。この破壊の力は、再生のためのエネルギーと共振しながら、体内に伝わっているのではないかと考えます。 

姫川薬石が体にいいのは、 この石から出る放射線は、まさに、新生のために古いものを積極的に壊す作用があるからでしょう。これは、1万年以上の時間をかけて、地球上の生命体は、この力をうまく使っていると考えます。

一方、原発由来の放射線による、細胞、さらには、遺伝子の毀損は、これまで人類が体験していません。

日本では、戦後、ガンが国民病になりましたがは、これは世界中で、核実験がどんどん行われたのと、比例しています。 ガンとは、一部の細胞が、周辺の細胞郡との情報伝達を遮断し、勝手に増殖していく現象です。

情報伝達をどうやって回復するか?  すべての基本はここにあるのですが、 これは、一個体生命内のみならず、 国家でも会社でも家庭でも、地域社会でも同じです。

古いものを無理して維持しようとすることは、 相当多くの軋轢、問題を生み出します。

地球は今、すっかりグローバル化。フクシマの放射能は、濃淡に差はあれ、世界中に拡散し続けています。

私たちは今、これまでとは全く異なる生命環境にいることを自覚しておきたいと思います。

痛んだ細胞はすぐに、個体生命に休息を求めます。 それが、 睡魔であったり、判断を狂わせたりします。

みなさん、無理をなさらぬよう。 今は、生き抜くことを最優先にしたほうがいいと思います。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。