こうゆうことですね、きっと。
まず、 総理と総裁を分離する。
今の総理ではなく、 次期総理になる人物を、
衆議院選挙前に、自民党内だけで選んでおく、との論理。
勝ったら、この人物が、日本の総理になりますよ、 として国民に紹介する。
で、その候補ですが、
麻生総理。
升添厚生大臣。
東国原 宮崎県知事。
勝つのは、 升添 氏。
東国原には、 総務大臣 のポストを指定します。
このとき、麻生氏は、後継に谷垣氏を指名し、
選挙に出ないかもしれません。
すべては、政権の延命のためです。
この政党は、権力維持のためなら、なんでもします。
かつては、社会党の党首を、自分たちの政権の首相にしたほどです。
それゆえに、今回の東国原氏を、まず最初に、自民党員として公認にするとき、
彼が求めた、知事会側の要求を、自民党として飲みます。
マニフェストに書くと約束します。
そして、総裁選では、大げさに、触れ回ります。
(できるできないは別。
官僚との戦いについては、 すべての責任を、東国原に持たせる。)
これは、官僚体制壊しながらも、税源の50%を地方に分けても、
それを差配する立場を自民が握り続ければ、権力はこれまでどおり維持できる、と
日本全国の自民党の党員を説得するに、十分な論理です。
もしかしたら、古賀氏の後ろには、本当に知恵者がいるかもしれません。
これで、民主党は、どうするのか?
それよりも、国民は、どう反応するか?
権力闘争よりも重要なことがたくさんあるので、私は、こっちに注力。
自民の政権延命策は、これだな。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。