淘汰時代の「明哲保身」。生命環境に「アクセル」と「ブレーキ」。どの周波数を選んで、現実世界の関係性をどう作る?

こんにちは。
今、地球規模で災害が起きやすい状況です。
しかも、これまでの文明の負の側の作用で、身体への負荷や危険性も、とてつもなく大きくなっている。
不安や危険が増大しているので、これには、自分で情報を集め、自分で思考して、自分で備えるしかないのですが、
これまでの国家と宗教の枠組みを頼るひとも多い。
しかし、その枠組みには、そこに利権・既得権がある限り、それにいつまでも執着する人間も多い。
そのとき、真実の実態は、改善するのかどうか? 適切な判断と行動ができるのか? 
これは、その長となる人間(権限を持つ人間)の判断の基礎ある、意識と人格の問題となっています。
そして、人間社会のエネルギーで、価値の尺度で、しかも、媒介物であるマネーも、どんどん、その形態を変えている。
で、どうも、ネット社会でのマネーが、人間の想念と響き合って、思考の実態化を加速する作用があちこちで始まったようです。
その一例が、ZOZOタウンの社長でしょうか。今や時代の寵児ですね。
どうも、地上世界の、意識の現実化物質の取り込み方の極意をつかんだひとらしい。
この人は、なにも国家権力や既得権を持つ巨大組織の動員力をつかって、巨大な資産を築いたわけではない。
(わたしのこの認識が間違っているかもしれませんが、わたしには、そう見える。)
人間にとって生命環境での負荷が増えて、息苦しいだけかと思ったら、どうも、太陽での作用が強まっているらしく、
イノチの現場では、新しい発見もあるようです。
今朝のNHKの番組で、福島で、えごまを栽培し、えごま油を特産品にしようとしている女性を取り上げていました。
えごま、そして、その油製品には、放射能の蓄積が少ない、といいます。
私としても、それが事実なら、大いに、応援したいと思います。
淘汰の後の、人口減時代に、どんな世界が出現するか?
ロボットとAIの登場は、 人類の営みである以上に、実は、地球に生きる全生命体の集合意識、すなわち、ガイアの意識ではないか、
と私には思えます。
想像と創造ができるのが、人間。
しかも、この人間という生き物は、何らかの形で、他者からの評価や尊敬が得られないと、存在できない。心が死ぬ。
だから、皆、自分の評判や、地位をあげたり、収入や資産で示される「上」、アッパークラスを目指そうとする。
ここには、国家や巨大組織の中での位置づけや、権力、支配力と重なる部分が大きい。
自分の心の内側が不安でいっぱいで、自分の存在それ自体に自信が持てない人間は、誰かに認めてもらいたく、
高級なブランドをまとったり、難しい資格を取ったり、常に、他者を意識して、それよりも上位者であろうとする。
そして、それすらも煩わしかったり、人間同士のそうした物差しが面倒くさくなると、今度は、
人間を嫌って小動物を飼って、それを世話することが生きがいになる。
でも、この場合、本当は、その犬や猫によって、生かされていることに、いずれ気づくことになる。
国家がマネーの収奪機構であり、また、国家の大義のために、そのマネーを使おうとする。
そのなかで、公平性・公正性・透明性が必要なのですが、これが、国家間の「危機」が騒がれると、実態がいつもごまかされてきた。
 そして、犠牲になる人間が絶えなかった。
国家とは、その本質と出発は、暴力機関でした。。
そして、 これまで、「政権は、銃口から生まれる」(この言葉は、周恩来の言葉でした)
これまでの6000年の人類の歩みを振り返れば、この事実は、動かしがたい
中国の場合、国家権力 といっても、今は、誰誰さんの家の「ルール」の時代なんだから、という認識がつねにあり、
それを、民が支持するかどうか、だった。そこには、権力のみならず、権威すらも、相対の存在と認識していた。
でも、日本の場合は、どうだったか? 
ようやく、明治維新から150年たって、この「暴力装置」の本性と実態がわかり、今のその運営者の存在とその意識が、民から問われるようになった。
「主権在民」といいながら、それは、巧妙に暴力装置である「お上」側からしくまれた、やらせのお題目だけだったのではないか? 
私たちは、実在する権力の実態・その本当の運営者の姿を、覗き見る間もなく、明治以来の枠組みの中で、目先のマネーのみを追いかけてきたが、もう、そうしている今の体制の先に、まともな未来がないのが分かった。
 
競馬で勝ったダービー馬の裏側で、どれだけの馬が死んでいる? 負け続けた馬や、故障した馬に、安らかな後半生は、はたしてあるのでしょうか? 私はそんな過酷な競争の世界を、人間世界全体に広げたいとは、決して思わない。
どんな国家のありかた、システムならいいのだろう? ずっと、考え続けて40年以上、立ってしまった。
サラリーマンを辞めてからのこの30年は、日本国と日本人と日本社会の本質を知ろうとして、生きてきて、
一方、また、現実対応もしなければならなし、この中で、経済のグローバル化、IT・AI の時代になってしまった。
暴力装置が本質である国家と国家権力。 この厄介な人間社会の機能(統治体)を、どう制御するか?
これと対峙するには、少しでも多くの知見が必要で、夫々がつかんでいる真実を知らないといけないと、まあ、いろんな人と会ってきた。
自分自身も主権者として、統治にその意思を少しでも反映させることができる以上、どんな方向にむけて、暴力機能のどんな力を、どう使うか考え、生きているすべての人間の意識が反映されなければならない、これが考え方の前提です。
しかし、その人間すら、夫々の人間の意識は、投入された(受信され、吸収・消化された)情報によって構成されます。
その結果、自分で、自分にとって、都合のいい、意識の枠を求め、それが壊されるのが嫌がるのも、また、人間だ、という事実も分ってきた。
海外経験があると、日本社会を相対化できるので、そのことがよくわかる。
今、2013年以来の、人類世界の大変化の中で、
プーチン・トランプ会談の中身、会談の必然性について、皆目見当がつかないというのは、
これまでの、国家対国家、そして、マネー中心の尺度での情報によって、その意識の世界が占領され切っているからです。
情報は発信される内容はもちろん大切ですが、実際に何が流れるかと言ったら、
つねに、出し手よりも、受け手によって、流れる情報の量と質が決まってきます。
精いっぱい出しても、受け止めてもらえるのは、その受け手の、受信機の周波数の帯域や容量に限られるのです。
それだから、 つねに、
「汝自身を知る」 ことが、重要になります。 これを、いつも、肝に銘じています。
特に、自分が、おかれている人間社会の規範(王権・価値観・道徳律・経済観念・幸福感などなど)にまで、
歴史的経緯まで含めて、きちんとした検証が必要です。
これには、際限がありませんが、人間世界が今こうしている間も、動き続けてる以上、この探索をし続けないと、
いつの間にか、誰かの罠にかかったまま、 自分の一生を終えてしまいます。
環境を棄損するだけでなく、いい意味で、改変する能力もある人間。
人間社会のエネルギーを、何のために使うか?
どれだけ多くの人に、支持されるか?
これが、選挙の投票だけでなく、 消費での人気ランキングになったり、
マネーの期待値としての、株式価格になったりもします。
で、ここで言いたいこと。
だれが、みんなに愛される世界を創り出せるか? 
それは、地球未来のために残したらいいよね、と言い合える現実に存在する世界で、
そのために、 意識も時間もマネーも労力も、自ら進んで 注入したくなる 世界を、創れるかどうか、ということ。
戦争屋が創り出したITの技術に、さらに、ロボットやAI が加わり、今、その戦争屋自体が「退治」され始めています。
日本の場合、まだ、メディアは、これまでの流れの中にありますが、 それでも、
上述した、「みんなに愛される世界」を、そのメデイアが、探しだしているのも事実です。
国家権力とメディアを使って、インチキを隠しまくっているのが、今の日本の政官財ですが、
その人たちには、できるのは、せいぜい、言い訳の情報の垂れ流しのみで、
「みんなに愛される世界」を 自分から進んでリスクを取って、作り出しているわけでもない。
そもそも、今いる、組織内の人間が、きちんと人間性が尊重され、幸福なのかどうかも怪しい。 
これまでの社会システムが、人間の生命や尊厳を傷つけるものなら、もう、そこにはいかない方法がいい。
なぜなら、いつも自分が傷つく環境におかれている場合には、知らず知らずに他者に対して傷つけることが多くなるから。
一方、人間の意識の世界、思念のエネルギーを実現する、物質化の力が急速に増してる。
このとき、個々の人間に問われるのは。それぞれの人の心にある、最優先のものは何か? ということ。
それは、地球ガイアにとって、歓迎されるのものなのかどうか? 
それが、イノチの側から歓迎されるのなら、その実現を応援するかのような、情報とエネルギーが、
今、地球には、一斉に降り注いでいるのではないでしょうか? 
私は、それを感じます。 
今の私は、マネーという人間世界でのエネルギーについて、点や部分への流入ではなく、
生命環境を含めた空間毎、どのようにしたら生かしあうことができるか、それを第一に考える段階にようやくなったところです。
全ての出発は、関係性の確認、想像、創造(行動)ですね。 
ただ、自分の後姿は、自分では見えないように、自分の認識・理解について、つねに、検証をすること。
その上で、個々人の尊厳を認めること。
私が、心がけるのは、ミトラの思想です。
「私たちは、ブドウの粒である。粒が房になったとき、神が現れる」
「神は、われわれの成長(認識力の拡大・意識の深さ・思いやり広がり)とともに、神も成長する」

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。