人類社会に、意識変化のモノ凄い津波が来ている。日本人の鈍感さが「羽化」を妨げる最後の障害。10日、京都。11日、忘年会。

 こんにちは

1) 野田は、どこまでいってもドジョウさん。

  もし、小泉純一郎が今、野田の立場なら、「民主党をブッ壊してでも、『公務員改革法案』を通す」と、衆議院を解散するはずです。ホンモノの政治家ならそれをする。松下政経塾の出身者は、リーダーである資質のもっとも肝心なことを学んでいません。 彼らは、人間の生きる現実の「実」をあげるのでなく、それらしくふるまって、格好と地位(特権)を求めているものです。

 大阪市長に、「橋下」を当選させた力、民意を甘く見ています。 

2) 今の日本社会の変革では、あまりに、多くの次元を考えないといけません。

   宇宙規模での文明転換(ニビルとイルミナティーの戦い)。 アメリカ覇権(力と陰謀)の終わり。 資本主義の変質(ペーパーマネーの終わり)。 国家主義と官僚支配(水戸黄門)に替わるもの。  ノストラダムスの別のもの(科学と思想)?  教育が人間の幸福増進の実態に合っていない。 都市と田舎の所得差を超える「豊かさ」、etc.

3) 新しい現実創造の提示はどこから?

  入り口は、・・・  中央の出先機関は、都道府県も含め、すべて要らない(事務と役人はすべて、無駄)。

  地域(市町村の中でもさらに生活に密着する組織)が直接、資金を集められるようになればいい。                     その地域開発の原資(人間を動かすエネルギー)をどこで、得るか? 

 このマネーの発行、さらに、税収とその分配を、中央銀行と国家しかできないと考えることが、これまでの 近代化の文明。今、そこがどん詰まりになっているのです。

 新しい形はあるか?  子供や孫に、何を残すのか? これは、30歳以上の全ての大人の責務です。

 20歳代の若者がアルバイトで稼いだマネーを、将来に備えて貯金をする。 そのマネーで何をするのか?

 マネー不足の事態におびえる国。 こんな夢のない国でいいのか?  こんな若者がいる国でいいのか? 

 若者よ、マネーの意味を徹底的に考えよう。 そして、新たな実態を、作り出そう。

>>> 10日(土)は、 エビス屋さんでは、またまた、大変な講演会になりますね。

   あと、翌日11日(日)。 本の打ち合わせの話の後、忘年会もあり、私はこちらにも参加します。

  こちらへの希望者は、森田さん( mitakue@mac.com )までお問い合せください。

    

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。