今、東京にいます。昨日は、偶然、有楽町にいました。

おはようございます。

昨日、有楽町で午後2時に、大先輩と待ち合わせしたところ、すぐ隣で、「反TPP」の抗議集会。

「交渉自体に参加するな」という声が多いのですが、野田政権は、予想通り、突き進みます。

東京にきて、「11日前後に、巨大地震」と書きたてた新聞が売られていました。

ドジョウ総理が、ハワイで参加を表明をするのが12日のはずですから、そのときには、日本国内は、さらに、騒々しくなり、それに、地下のナマズが反応しちゃうのでしょうか?

私は、それよりも、ドジョウが公式表明後に、帰国してから、国会の承認、批准が必要になるので、そのとき、解散総選挙をめぐる国会の動きも合わせ、さらに、ナマズが暴れやすいのではないか、と睨んでいます。その時期は、11月末から12月の初めか?

それにしても、今から3年前、いきなり、TPPが持ち出され、それをアメリカが乗っ取り、今年になって、311で地震がおきたあとに、日本を強引に飲み込みに来ました。

一方、 今年8月末、「世界権力」の状態が変わった。  これが私の認識です。 

日本のすべての業界は、早急に、どこまで、開くのか、何を守るのか? 将来像も踏まえで、今の制度を見直しと、対策が必要です。

これは、業界側の問題であるばかりでなく、私たち、市民・消費者側の問題でもあります。

これがきっかけで、私たちは、日本国の真の実態を知る。 そして、主権者として自分の存在を、より強く再認識することになります。

 国民にとっては、試練であると同時に、 飛躍に向けた最高のチャンス。

基本は、イノチを、まもること。 もう、アメリカをこわがらず(もちろん、侮らず)に、それでいて、日本国内の業界利益だけをまもってイノチを忘れてきたすべての人間には、NOをつきつける。

間違いなく言えること。 混乱が広がる。 増税が意識され、景気は回復しない。

放射能でもそうでしたが、まず、生存を確保し、裏切らない仲間をもつ。 農業のすぐ近くに拠点をもつ。

この時点から、備えるしかない。 これを怠っていると、とんでもない目にあいかねません。

TPPのあるなしにかかわらず、 これまでの「枠組み」は、もう解体が始まっているのです。

昨日は、銀座で、辛亥革命を描いた、映画「1911」を見てきました。

孫文を支えた「日本」については、宮崎滔天の名がわずかに出たのみで、ちょっと残念でした。

この映画を見ていて、今の日本は、この清末の中国と同じではないか、と感じられました。 私たちは、スカル&ボーンズたち「大悪人」が支配していたアメリカそのものを、飲み込んでしまうくらいの構想力と、強固な意志をもって立ち向かわないと、日本を再生できないのではないか、と考えています。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。