3000年前、縄文時代に、稲作民を抱えて、「瑞穂の国」
このとき、中国大陸では、殷周革命。 地中海東部では、古代イスラエルが成立。
さて、今のイスラエル政府は、戦後1948年5月14日に誕生しましたが、ここには、1897年の世界シオニスト会議で決められた民族的な目標のみならず、人類社会のエネルギー源となる中東原油の独占を図る、海賊の末裔達の意志がありました。
このとき、先住者で住まいを追われた人間がパレスチナ人です。実は、彼らこそが、3000年前からつづく、ヘブライ人(ユダヤ人)の血脈を、アラブ人の血の中に、今に伝える人たちです。
では、今のイスラエルのユダヤ人は?
答え: 多くは、エフタル(白フン)と、南ユダ(ベニヤミン・ユダ)女性との混血の末裔。 557年にエフタルはペルシャと突厥の連合軍に滅されたあと、カスピ海方面に逃げ、その地で、騎馬系遊牧部族と融合しカザール人となった。ビザンチンのヘレクレイオスがペルシャのホスロー二世との戦い(628年ニネベの戦い)で重用し、ここからカザールは民族意識を強め、740年に国家を持つとき、ユダヤ教を国教とした。 女系に一部、南ユダの血統をもつものの、基本的には、499年に成立した「バビロニア・タルムード」に触発された、「ユダヤ教徒」。
さて、そうした、肌の白いユダヤ教徒たちが、国際政治の中で、人工的に造りだした政治国家「イスラエル」に、今、非常事態が差し迫っています。 パレスチナの国連公認です。
今のイスラエルは、先住者と和解も融合もできなかった、失敗国家です。
しかし、 過去には、それができた国があります。 私たちの国、 日本です。 アレクサンダー大王の死から、1000年かけて、ヘブライを吸収し出来上がったのが日本です。 今、イスラエルにいる600万人、丸ごと抱え込めば、国際政治のほとんどの問題は解決します。
以下は、 読売新聞から。
パレスチナ、国連加盟を申請…米は拒否権行使へ
読売新聞 9月24日(土)1時4分配信
パレスチナによる国連加盟申請は初めて。加盟勧告権を持つ国連安全保障理事会では米国が拒否権を行使する方針で、申請は却下される見通しだ。申請強行についてイスラエルが反発するのは確実で、和平交渉再開はさらに遠のきそうだ。
アッバス議長は23日午後、国連総会で演説し、加盟申請の意義を国際社会に訴える見通し。潘事務総長は近く、申請書を安保理に送り、安保理が加盟決議案を協議・採決する。今後、決議案の扱いをめぐる攻防が予想され、決議案作成までには一定の時間がかかりそうだ。パレスチナは昨年9月、イスラエルの入植凍結解除に反発し、交渉を中断。国連を通じた国家樹立の方針に転換した。