脱原発での地域自律・自立型社会モデルをつくれば世界をリードできる。

 原発がないと、日本経済が沈没する、と騒いでいる皆さん。
 自分自身が、ネアンデルタール人であると、表明してますよ。
 原発は、ひとたび事故すれば、地域の文化も歴史も全て破壊しますが、
 順調でも、核廃棄物の管理という、大きな宿題を未来に残します。
 この原発が、基本的に差別構造を持っていることは、以前、話しました。
 そして、原発にかける奨励金・補助金・広報費・その他は、
  新規のエネルギー開発を、全部、邪魔する資金になっています。
 また、国家とその利権者に、進んで従うばかりの低レベルの知性を蔓延させ、
 自分で、自分の生きる現場を、どう生かすか、その主体的で創造的な知性を摘みとります。
 どこまでも、「お上」依存の銭ゲバ、奴隷根性、ポチ、利権主義者、
 自分自身に、INNER INITIATIVE(内発的創造性)が発現していないどころか、
 自分の存在を、権力の誇示と、国のカネを分け与える恩着セガマシサでしか、
 確認できない、未熟な人間性の持ち主が、今になっても、原発を求めています。
 脱原発問題 は、 自分自身の精神を知るいいチャンスです。
 そして、地域経済の完全自立。 
 これには、もちろん、人間個人としての 自律 が必要です。
 日本では、歴史的に、 この「自律」を、 誰もきちんと教えてきませんでした。
 福沢諭吉の独立自尊? 
 まだまだ、甘かった。
 
 西欧社会が「私」を自覚するのは、 イエス以後。
 
 英語、フランス語、ドイツ語の「私」は、 全部、自分の内にいる「イエス」の発見が基本。
 さらに、宗教改革を経て、自分が自分の世界を創る、自律が始まります。
 
 日本では、7世紀にアマテラスができた段階で、「イエス」の本質が埋没したまま、
 現在に至っています。
 そして、誰かが作った利権システムに、進んで入りたがる、権益主義のみが蔓延ります。
 ここには、伸びやかで自由な豊かさはない。 魂の解放はない。 
 内なる創造性は、いつも、押しつぶされるばかりです。
 それでいいのですか?
 ボクは、嫌いです。
 
 日本の工業製品やマンガが世界中で愛されたのは、ここにのみ、本当に、
 創造の自由があったからです。
 地域も、そうした、生きている人間が主体になって、完全に、創造すればいい。
 その前に、まず、自由で豊かな想像が必要です。
 この芽を、絶対に摘むな。
 学校教育は、その素敵な「想像」を、現実化する「創造」に、最低限必要な訓練なのだ。
 利権構造の「枠」に押し込めるものなんかじゃない。
 人間が、他の動物との違い。
  想像 と 創造 ができること。
 これだけは、何回、指摘しても、しすぎるということはない。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。