原発ストレステスト、スペースシャトルの最終飛行。

日本全国の原発に対し、ここにきて急にストレステスト(安全確認の負荷テスト)。
実は、アメリカでも、フランスでも、台湾でも、今、原発が問題を起こしています。
こうした正確な情報は、マスメディアには流されず、各国の政権責任者のみに伝わります。
地球全体が現在、1000年単位の周期での、かなり不安定な時期に入っています。
そのなかで、個々の地域の個別事象についても、科学的に、かなり正確に予見・予測できて
いるようですが、それが分かっても、その結果をひろく一般の公開メディアで、公式に紹介
されることはないでしょう。
あまりに、大きく、激しく、広範囲で、多発的に、災害が次々おきることが分かれば、
一つ一つの個別事象に、事前の注意や退避勧告は、とてもできない、となるでしょう。
私は、スペース・シャトルの引退も、これに関連しているのでは、と考えます。
これからの3年間、地球は、とんでもなく、不安定になります。
宇宙ステーションの計画も、もう、順調には行かないでしょう。
今、こうした事態に、真実の情報と、王朝の行方の関係を考えます。
 中国でのことです。
清朝末期、アヘン戦争の後、税金が上り、国内で太平天国の乱がおきます。
さらに、洪水、日照り、そして、蝗害(いなごの害)と、自然災害が多発します。
こうした各地の具体的な被災状況や反乱・暴動の実態が、中央の宰相の耳に入るのですが、
それは、皇帝のところに、全く届きません。
「陛下のお耳を煩わせるな。陛下のお心を安寧に保つのが、我ら臣下の務め。」
清朝でも、その前の明朝でも、こうして滅びました。
今、日本にあっては、皇帝は誰か?
実は、私たち一般国民、有権者こそが、皇帝なのです。
「国民の耳に、悪い情報を入れるな。」
これが、民主党政権に限らず、日本で、戦後、いや、明治維新以来、
ずっと、行われてきたことです。
これが、現在にいたって、取り分けて、如実になって際立って出ています。
「ただちに、健康に影響しない」
きちんと、情報がつたえられていない。
日本の政治、とくに、国民の本当の権利については、
「民を愚かに保て」「依らしむべし。知らしむべからず。」
その上で、 生存に関わる重大事態が、今、国家の次元を超えて、人類全体の次元で、
あまりに多くの場面で噴出しているのでは。
しかも、これまでどおりの、金融支配を進めたい人間が、情報を管理します。
本来なら、日本は、非常事態宣言の下、すべての経済活動を停止してでも、
災害に備え、国民の生存のための共同作業をしなければ成らないほどの段階だ、と
私は、考えています。
ある日突然、何の予告もなしに、自分の目の前の全てが失われる、東日本の沿岸地方の
被災者と同じような事態に、自分が直面するかもしれません。
備えるに越したことはありません。
PS:  
その意味で、 
 石原都知事と、橋下大阪府知事が、大阪を「副首都」とすることで先日、同意しました。
 関西が、東京のバックアップになる。
 これは、すでに、皇居に関しては、京都御所が位置づけられています。
 金融機関の債権債務などの金融データも、すでに関西のコンピュータで蓄積されています。
 6月後半のこの時期に、両者は、「副首都」の創設で合意しているのは、
 やはり、東京首都圏に、なにか起きる、と考えるべきですね。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。