わが国では、今上陛下が、精一杯、これまでの日本人の「狂った(お上依存)意識」律令理性を脱却させ、 自然理性に戻させようと、しているのに・・・(この部分は、未来に向けた改変なのに、先に国家の制度ありきと考えてしまう思考=理性の在り方で、植田信氏があぶりだし律令理性と呼んだ。これは悪弊であり、呪縛)・・・、
日本のメディアは、今の安倍政権を支える官界・財界がもくろむ、既存制度絶対の次元で、今を語る。
日本人は、なぜ、この日本列島の上にできた統治体と今ある富の様態を、しっかり見つめないのか?
個人は、国家(の制度)と 対等である。 この意識が、どうして持てないのか?
国家の持つ富、国富の再分配を、どうするか、それを決めるのは、立法府で、
今は、その代表をきめ、あらたな、行政の責任者をきめる、選挙の真っ最中。
しかし、この立法府が わずか、消費税2%にみれるような、せせこましい議論しかしない。
「全体のための奉仕者」 というが、
今の候補者たちに、 きちんと、全体を見ている人間がいるのか?
そのための、情報開示があるのか? ないのがわかっていながら、それを、刑法でも問題にしないまま、これまでの立法府が、法律を作ってきた。
その状態を、異常と思わないのか?
みどりの狸を筆頭に、候補者たちは、これまで、テレビ受けを最優先に、政治を語ってきた。
実際に、現実の生身の人間が、この列島にある国富(土地、財産、権利、人材)を素材に、
法律という手段で、どんな形に改変・利用するか、どえだけ多くの豊かさを実現するか、
こうしたことを、徹底的に考えたことがないでしょう。アメリカが妨害するなら、その妨害を語れ。、
規制緩和の規制の前に、何がどれだけあるのか? 誰が、国民の汗の成果を盗み出しているのか? 鳩山内閣のときは、そうした視点があったが、今はどうか?
すでに、出来上がって、戦後の、護送船団に見れる国家主導の資本主義での経済と、
株主利益最優先の新自由主義グローバリズム以外、なにも、考えていない。
国会の政争にかまけていては、まあ、考えもしないだろ。
自然界と、人間界が乖離しすぎた時、どうなるか?
中国では、この場合、天意が働くといい、その天意を受けた人間が、新しい天子になる。
これは、孟子の「易姓革命」論。
まあ、さながら、今の習近平と国家発展改革委員会の俊英たちは、その次元で、全部を変革する。
だから、今は、権力集中。
では、今の日本はどうか? デンデンは、「岩盤規制にドリル」といったが、
岩盤の前に、国家にどんな、マネー(隠れ予算)、があることすら、国民に隠したままだ。
これまでの、日米安保で、アメリカと一部の日本人ををささえていたが、それを、壊すのではなく、もしかして、
中国やロシアも裏でほしがりだしたのなら、「忖度」を超えた メディアの「自主隠蔽」が広がってしまう。
とんでもない国。 明日、その真因と淵源を話すことになります。
まな板の上の「鯉」が、自分でここを切れと言って、虫がついて痛んだヒレの一部を指図する。このなのばかり。
誰が、ちゃんと、料理するというのだ!