角間温泉は、やっぱりいいぞ。knowledge through inner initiative(内発的創造性)

 今日は午前中、角間温泉の大湯に行ってきました。
 我が家からオリンピック道路をとおり、クルマで10分。 利用料金 300円。
 元湯。 だから、熱い。 たぶん、46度ぐらいだろう。
 12年前によく通った、湯河原の「ままねの湯」と同じくらい。
 <浜岡原発に運転停止要請>。
 総理大臣の菅直人に、政治的意図で、最優先事項に、政権維持 があるのは当然だが、
 あの策士・仙谷オヤジと話したはずなので、それだけではないはず。
 客観的にみて、今の浜岡原発には、とんでもない危険があるのは、間違いない。
 それにしても、静岡の川勝知事を除いて、原発を抱える自治体、そして自民党の人間の、
 今回の運転停止に対する反応。 正気とは思えない。 
 これまでの戦後日本の国つくりが、原発建設を国策にしたことによって、先を考えないで、
 今だけの利益をどんどん取り続け、そのゼニカネを分けることで仲間を増やし続けながら、
 しかも、その根底に、徹底的に地方の人間を差別する構造を作っていったのを、私は許せない。
 自分で後始末のできない、危ないオモチャを いつまでも造り続け、
 ゼニだけを追っている姿が、 如何に醜いか?
 日本は、もっと、美しくなれる。
 それも、もっと豊かに、美しくなれる。
 それには、個人一人ひとりの、 『内発的創造性』 これをひきだすこと。
 これこそが、本来の政治。 自分が美しいと思う世界を、ここに創ろう。これが政治だ。
 角間温泉の熱い風呂に浴びて、体内の細胞を活性化させ、この、内発的創造性 を考える。
 自分で判断せず、「お上」にたよる意識こそが、これを押さえ込み、閉じ込めてきた、と。
 さらに、今、光のことを、考える。 
 人を引き付ける「光」は、どうやって出てくるのか、と。
 祈りや、感謝は、基本。
 現実を変えるのは、 前向きの動機 に 科学と行動。
 一つの目的の下に、情報の共有 と、個々人の 協力・分業。
 民主党政権は、 自民党時代の利権の「仕組み」を、暴くことはしても、
 それ以上のことはできない。
 まして、自民党時代に次々と膨張し続けた、その利権サークルの内側の人間には、
 「内発的創造性」が、曇ることなく、純粋に湧き上がるなんて、とてもできない。
 利権を中心に、上に対してはペコペコ。下に対しては、恩着せがましく、ふんぞり返るのみ。
 イエスが、「私が、この次に現われる時には、そこかしこに現われる」といったのは、
 多くの人間の心から、この「内発的創造性」INNER INITIATIVE が自然に出ることだった。
 自分の「内発的創造性」に 気づかない人には、それなりの運命しか来ない。 
 PS: そういえば、吉川英治が、角間温泉の愛好者だった。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。