【瓊音ツアーのお誘い】(ヌナトツアー) 9月26日~27日。能登の気多大社~真脇遺跡。

 世界が一つになるときに。 

9月26日~27日の「瓊音(ヌナト)ツアー」   能登半島です。

古代、日本列島は世界中に開かれていた。霊気満つる平和な島は誰をも受け入れ、誰をも、個のエゴを溶かしていった。それはいつからか? 

この問いには、皇祖神アマテラスが、いつ、どのようにして、この列島の民の心に生まれたのか? YAMATO民族誕生の秘密を、紐解かなければなりません。

6万年前、アフリカからユーラシアに出た新人(クロマニヨン)たちは、6000年前、地球上の各地で、それぞれ一斉に、新しい知的活動を始めました。日本列島では、すでに、1万5千年前に大陸から完全に切り離されたところでした。 

大陸では巨大河川で大洪水が起き、水が去った後には、大量の穀物生産が始まりました。これは大規模農業の始まりです。穀物は耕作者が食する量の10~20倍もの稔をもたらし、大きな王権を生み出します。自然の恵みを如何に多く刈り取り、如何に上手に分配するか、これは、人が人を支配する知恵を産みます。この中で、文字も暦も金属器を誕生します。その代表がシュメール文明で、ギルガメシュ伝説を産みました。ギルガメシュは遊牧の王エンキドウと組んで、森の王フンババを殺し、自然を征服する(自然の営みを壊して略奪する)文明を創り出します。 

それに対し、湿潤な日本列島に生きる縄文人は定着し、次々と自然の恵みの種を植え続け、自分とのイノチのつながりを深め、豊穣な森を作り上げる。つねに、自然界に息づく多くのイノチと交流し、四季の巡りの中でお互いの生命波動(響き)を感じ合いながら、生死すらも一如のものとして調和して生きていた。その中心に翡翠の女神がいた。

この二つの文明が出会う時、どんなドラマが有ったのか?それを探す旅が、今回のヌナトツアーです。

能登半島は日本海に突き出た縄文人の基地です。4000年前に地球規模で最後の大洪水が起きた後、世界は海洋が安定し、紅海~インド洋~西太平洋~日本海に、多くの海洋性民族が入り、能登は海人族の一大拠点になりました。

記紀ではニニギの天孫降臨のあと、天孫族の夫人(トヨタマヒメ、タマヨリヒメ)がいずれも海洋族です。2004年、女系天皇を認める皇室典範改正の動きが起きた時、最も発言権が強かったのが実は海人族の流れをくむ、海事連の人たちでした。 

日本列島の民にとって、海は、                                          世界に広がる「開かれた道」なのか? それとも、列島を取り囲んで守る「水の長城」なのか?

今回、ヌナトツアーは、ヌナトワールドを体験していただくために、広くブログ閲覧者に開放いたします。そこに、どのような仲間が集い、どのようなことが話されるのか?

二日間、じっくりと神社や遺跡を回りながら、時空を越える旅をお楽しみください。

海洋族と縄文人の基地であった真脇遺跡の横にできた保養施設で、6000年の旅をぜひ、追体験してください。

今回の瓊音ツアーの「ご案内」は次のリンクからご覧ください。 150908_案内書_瓊音ツアー1509.pdf

連絡先:   新井信介 携帯:090-9370-5740     室伏昭昌 携帯:090-5804-5078

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何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

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上海万博、尖閣諸島

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。

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