ヒロシマ・ナガサキ、清和会。カーディナル・クライマックス。

こんにちは。
1) 4~6日、別件で東京に行っていました。
 中国関連で、知人のビジネスの手伝いです。
 この内容は 今月の20日以降に発表できると思います。
 これに関連し、お知らせがあります。
 次回の京都のジャパネスク研究会は、 
 8月28日(土)、午後2時からです。
 
 この8月から、またまた世界の動きが変わっています。
 2012年には、天空には、変わった惑星の並びが実現します。
 ”カーディナル・クライマックス”
 四川地震、北京五輪、リーマンショックが起きた2008年から始まって、
 2012年に、ピークを迎えます。
 主役は、土星、天王星、冥王星で、これが、「T字スクエア」を形成するものです。
 人類社会で、その先にあるのは、これまでの文明をもたらした指導原理が切り替わり、
 国家を超えたところで、完全に新しい次元の意識が支配する世界に、
 生まれ変わって行きます。
 
それは、
 一言で言えば、 人類の意識の、「羽化」です。
 
 これまでの地球人類の文明は、6000年前から始まり、 ここでは、
 文明の根源的な進化の方向性は、個人の利害を浮立たせる「分離感」でした。
 しかし、そうした意識の状態が、あたかも、蝶の幼虫が芋虫状態を何回も繰り返し、
 最後に、蛹(さなぎ)化したあと(これは、一旦死んだように縮こまる今の日本)、
 これから<変態>していきます。
 地を這うばかりの二次元の幼虫が、羽化したあと、蝶が空間に舞い出し、
 三次元世界を、自由に生きたように、
 今回の人間の意識の「羽化」では、 個人の分離感が解消され、
 そこに、時間軸(時間意識)が加わって、あらたな幸福感が覚醒していきます。
 四次元意識を日常世界で普通に持っていて、自分自身の尊厳を自覚するときには、
 輪廻転生まで意識下にして、自分の存在価値を探る生き方に徹することになります。
 8月28日(土)では、 このことを主体に話します。
 さらに翌日も、別のグループの集まりに招かれているため、私は、
 京都に、月末、残ることになります。
2) ヒロシマに、初めて、米国政府代表が来た。
 核保有国の、 イギリス、フランスも。
 
 今、国連の事務総長は、韓国人。
 核廃絶への動きは、これで、確定しました。
 もう、利益を奪い合うための手段に、核戦争はなくなりましたが、
 まだまだ、 金融操作、自然災害、ウィルスなどがあります。
 イスラム過激派のいる、イラン、アフガンとどうつきあうか、
 これは、宗教観の問題です。
 日本は、どうすべきか?
 アメリカの軍事力、そして、安全保障。
 さらに、中国を、どう、押さえるか、 新思考が必要です。
 いままでの政治家、学者は、全部、使い物になりません。
 アメリカのもつ「力」の変質、そして、中国の弱点。
 
 人は、何を求めているか?
 人は、何に対し、己を、差し出すか?
 これまでの国家主義を前提にする人間は、今後は、
 本当に、苦しむことになりますね。
3) 戦後、日本が、アメリカの実質的保護国の状態になって、
 その軍事戦略に積極的に巻き込まれていったのが、自民党です。
 その自民党の中でも、進んで、アメリカのポチになっていったのが、
 清和会でした。
 創始者は、岸信介。後継者は、福田赳夫、森喜朗、小泉純一郎、
 最近では、安倍晋三。
 この人たちは、ポチでありながら、九条を破棄し、自主憲法を声高に叫ぶ人間達でした。
 この中で、2000年以降、キングメーカー気取りだったのが、森さんでした。
 その森さんの息子の県会議員が、昨日、酒気帯び運転で逮捕されました。
 http://asia1.jugem.jp/
 7月の参議院選挙で何とか延命した、今の自民党は、谷垣禎一氏が総裁です。
 この人の派閥は、池田隼人、大平正義、宮沢喜一の流れを汲む、お公家集団の宏池会。
 ここには、自民党内では、護憲派が多くいるところでした。
 自民党内では、今後、この清和会は、ますます影響力が落ちて行きます。
 新たに生まれた国際潮流である、核兵器廃絶の動きは、
 アメリカ共和党のレーガン・ブッシュ(S&B)時代を終わりにします。
 大外から日本という国家がおかれた状態を見ると、
 現在の菅政権と、自民党宏池会の谷垣氏が、何かの話をしていても、
 少しもおかしくない情勢となっています。
 本当に、「大連立」があるのかどうか、少し気になります。
 
 で、それよりも、一時、総理だったことのある森さんは、
 かつて、総選挙の時に、
 
 「国民は寝ていてほしい(投票するな)」と、のたまった人間です。
いま、その報いが来ているのでしょう。 
国民は、国政選挙で、「寝ていること」は、永遠に無くなりました。
検察など、司法も、やっとまともになりだしたのでしょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。