松井孝治には、いい意味で「熱」がある。「国家戦略(室)」は誰が担う?

 鳩山内閣で、影の総理といわれた松井孝治。京都の老舗松井旅館の次男坊。
次の選挙では、参議院から衆議院に回れ。民主党も離れて、できれば、自分の政党をもて。
私は、気がつきませんでしたが、 7月22日に「国家戦略室」の機能低下がきまり、松井氏は、
これに怒って、 この日の出来事を、以下のように、ツイッターで流していました。
 ツイッターそのものは、ある意味、非常手段です。でも、これを使うしかない、というほど、
今の菅政権の国家運営に、あきれ果てたのでしょう。
今後、民主党内で、どんな立場になるのか? ガラガラポンですし。 
「大秀才」で、「熱」があるのは分かりますが、今後、どう政界を生きるのでしょうか?
今回の「ささやき」は、一般国民には大歓迎ですが、さて、議員同士の駆け引きの中で、
政界再編と日本再生で、核になっていけるかどうか。 
 週刊文春が書いていることを、以下、阿修羅が取り上げていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<<ツイッターで一部始終を暴露 松井孝治前官房副長官の怒り >>
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/173.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 22 日 14:39:27: xbuVR8gI6Txyk

「どれだけ腹を括って判断できる人物を得るのか、そこが本質です」 
いま流行りのツイッターで、午前三時過ぎまで一日に二十本以上も「つぶやき」続けたのは
若者ではない。ちょうど五十歳の政治家、松井孝治前官房副長官だ。 
松井氏が怒り心頭に発したのは、民主党が政権交代の目玉と宣伝してきた国家戦略室の権限を
大幅に縮小する、と首相官邸が発表したためだ。
 国家戦略室の「生みの親」である松井氏にとって到底、許されないことだった。 
翌日から”つぶやき攻撃”を連発。「昨晩は悔しくってあんまり眠れなかった」から始まり、
玄葉光一郎政調会長との会議の模様や、古川元久官房副長官が「松井さんの気持ちはわかるが、
菅総理の強い意向だから……」と語ったことなどをすべて暴露した。
「総理の面談は無理という電話連絡あり」と松井氏がつぶやくと、騒動を察知した総理秘書官が
面会を進言。菅直人総理本人が松井氏の携帯に「今から会いたい」と連絡し、会談するオマケ
までついた。 
松井氏は通産省出身で、橋本龍太郎内閣で行政改革に従事してから、一貫して大蔵省の機能削減、
予算編成機能の官邸への移管を主張してきた。「十年越しの権力闘争が泡と消えそうで、とり乱し
たのでしょう。同じ通産官僚出身で、ライバルであるみんなの党の江田憲司幹事長の力が強くなり
そうなのも拍車をかけたようです」(民主党関係者) 松井氏の反撃に、官邸サイドは不快感を
隠さなかった。仙谷由人官房長官は「あのねえ、ツイッターなんてものにはコメントしない」。
電話の内容をバラされた古川氏も「松井さんのおかげで財務省のスパイと言われた」と猛抗議した。
結局、菅首相も通り一遍の回答をしただけで、方針は変わらなかった。 
松井氏は京都の名門私立、洛星高校から東大に進み、通産省に入った後、参院議員に転じた。
鳩山内閣では平野博文前官房長官が無能だったこともあって「予算や経済政策は一人で取り仕切
っていた」(経済官庁幹部)。それだけに、官僚出身ではない菅首相や仙谷官房長官らの仕打ちに、
プライドを大きく傷つけられたのは想像に難くない。
「ツイッターなんか使って、どうかしてる」との周囲の冷ややかな視線をよそに、松井氏は意気軒昂。
「いまの官邸はバカばっかり。これからは倒閣運動だ」と息巻いている。
(週刊文春2010年7月29日号「THIS WEEK 政治」より)
    
コメント
01. 2010年7月22日 15:11:43: y2SPy6IwBg
松井さんがんばれ。民主党支持者の殆どは支持している。
02. 2010年7月22日 15:15:14: LrOERLip2k
松井さん よくやった!と思います。国家戦略会議は行政刷新会議とならんで、民主党が国民に約束した「要の政策」でした。それを自分のミスジャッジで参院選前に法案を通さず、負ければ「法案が通らない」という理由で、党内議論も一切しないで「やーめた」という菅。唐突に消費税を持ち出したことも党内議論スキップ。これで怒らない方がおかしい。twtterを使ってくれたので、だれがどういう輩かが白日のもとにさらされておおいに参考になった。わかったことは 菅はとんでもない「独裁者」、仙谷も同様ということ。彼らが「市民派(出身)」というのがちゃんちゃらおかしい。民主党議員のみなさん こんな党でいいの??いつから菅独裁党になったの?おかしいと思ったら 松井議員にならって もっと声を上げろよ!でないと 次の衆院選は惨敗間違いなし!
03. 2010年7月22日 15:17:42: rTBKBDXS2U
ブレ菅には困ったものだ。結局、官僚主導の政治に逆戻り。もうだめだね、民主党は。
04. 2010年7月22日 15:19:20: FSyPN1ESQM鳩山氏は、9月の代表選で「菅続投」、みたいですよ。http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010072202000215.htmlどうなってるの。
05. 2010年7月22日 15:58:26: BDDFeQHT6I
菅首相には官僚(検察?)に握られている決定的な弱みがあるのだろうか、何故こうも民意に反する行動を取るのか理解に苦しむ。民主党政権発足から首相になるまで、ほとんど何もしなかったのは只管クーデターのタイミングを待っていたのだろう、副首相がやることか、考えるだけでも虫唾が走る。
06. 2010年7月22日 16:11:33: HvBqwLUJNw
メディアの「菅おろし」は「小沢おろし」と同じ旧来型を変える奴らは失脚させろと言うこと
07. 2010年7月22日 16:17:23: DmCC9k6hHM
菅直人は間違いなく財務官僚に洗脳されたか、元々、CIAのスパイだった可能性が高い。
08. 2010年7月22日 16:46:03: dqzcJZhVIc
07さんの言うことが筋が通っている・・何だかクソのような人間だな! それを支持するなら鳩山もやっぱりクソという事だ!
09. 2010年7月22日 17:03:06: PMdrnQmxwE
空き缶と汚物は、想定を遥に、超える。本物のバカ。
10. 2010年7月22日 17:34:10: EAo5YST5jk
松井も自分が切られたことでやっと真実に一歩近づいた。松井のおかげで菅、仙石、玄葉、野田更には古川が財務省の手のひらで踊っていることに民主党の議員を含めネットの多くの者が気づいた。これからは、松井に限らず次々と菅、仙石、枝野等の欺瞞を暴露してくれる議員が続くだろう。
11. 2010年7月22日 18:30:54: BDDFeQHT6I
菅仙石グループ以外の造反が続々と表面化する状態になりつつある。このまま、参院選敗戦責任にほっかむりして政権にしがみ付こうとする菅内閣の先行きは誰の眼にもはっきりしている。参議院臨時国会冒頭の問責決議案一発で立ち往生になる。へたすると、民主党の中からも首相問責決議案に賛成が出るかもしれない、後ろから鉄砲で狙われている状態で国会運営が出来る訳は無い。ツイッターでもビラ撒きでも街頭演説でもどんどんやったら良い、民主党の良識派がんばれ、ビラ撒きくらいならいつでも手伝う。
12. 2010年7月22日 18:32:00: s8Gfp8ZL6M
松井氏へ 民主党のためでなく、自分のためでもなく、国家100年の計のためtwittし続けてください。奸の変節を許せば、政権交代した意味がない。

いいね 0

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。