村田先生からのメールを転載いたします。
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皆様
豊洲移転の安全性問題と都議会対策や東京五輪の杜撰な予算管理の
見直しなど問題山積の小池知事宛のメッセージをお届け致します。
特に福島事故処理と東京五輪準備は二律背反の重大緊急課題であります。
“under control”という「大嘘」を放置するIOC の無責任が今後批判されること
になると思われます。
村田光平
(14日発出の小池知事宛メッセージ)
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絶え間のないご奮闘に心から声援をお送り申し上げます。
都民の貴知事に対する信頼は揺るぎないものとなりました。
東京五輪に関しては貴知事がご決定される東京都の立場を貫かれるよう
期待いたします。
18日のBach IOC会長との会談では 国際社会が”under control"発言 に
ついてのIOCとしての認識及び対応策を問いただすす動きがあることを
お伝えされては如何かと存じます。
昨13日、福島県庁の知人より「1Fの廃炉・汚染水対策の取組を日本の緊急
課題として捉え、
全力を傾注すべきとの意見に全く異論はありません」とのコメントに接しました。
国としての汚染水対策は挫折した凍土壁建設のみ(345億円)であり、
東京五輪の2兆円、3兆円は日本が福島事故処理に全力を傾注していない
ことのあまりにも歴然とした傍証であり、
ご高承の通り 国際社会は批判を強めつつあります。
現在までのところ東京五輪準備がこうした海外の動きを 一切考慮に入れて
いないのは 大問題であると考えております。
貴知事のご理解とご尽力をお願い申し上げます。
村田光平
(元駐スイス大使)