1) おどろきました。
今日、ミネハハが、中野市に来て、歌うことになっていました。
私は、昨日、初めて、地元のローカル新聞でしりました。
場所は、 中野市南部の日野小学校。
創立120周年の記念事業のゲストです。
一ヶ月前の、木島平で、彼女の歌声を聞いた人が、
急遽、 この小学校の記念イベントに招いたのでしょうか?
この日野学校からは、日本のフォスターと呼ばれる、
中山晋平が育っています。
ミネハハは、この学校が中野市にあることも知らないままでした。
ちょうど、この日は、 エビス講 や、 北信病院の病院祭り。
彼女のコンサートは、公開で、無料ですが、果たして、何人、集までしょうか?
歌の好きな方、 歌うのも聞くのも、好きな方、
何とか、彼女の 声 を感じてほしいものです。
午後2時から3時30分まで、 日野小学校体育舘です。
《ぽんぽこの湯》の麓にあります。
2) 15日の明日は、 東京で、 皆神塾 です。
日本の可能性を話します。
今、民主党が進める、行政の見直し、仕分けのあとに、
国民の意識、特に、行政マンを見つめる意識が、どう変わるかです。
こうした、国内の変化と、国際情勢が、関わってくるのが、
日本経済の行方です。
今の、為替政策では、 輸出を主体にする経済界は、
「日本国民が、豊かになるためには、自国通貨が、安くなったほうがいい」
という、根本的に、矛盾した構造でいました。
円安に導くために、 稼いだ外貨を、 アメリカに回していたのです。
自分の努力や汗、創意が、
今、生きている自分の現実の暮らしを 豊かにするためでなく、
誰かに、その労力の成果を、吸い上げられる仕組みに、なっていたのが、
これまです。
うちに、 官僚や役人たち特権と、公共事業の、自己増殖
そとに、 あめりかの帝国循環。
その中間に、人間を、単なる道具に見ていた経済界 がありました。
これがいま、止まりだしたのです。
次の手を、みんなで話しましょう。
円高になることで、 日本も海外も、喜ぶ方法はあります。
3) 日米防衛協議、 沖縄基地問題。 この根っこは、戦前に。
天皇陛下の在位20周年の祝賀行事の翌日に、
オバマ大統領は、日本に立ち寄り、30分間、鳩山首相と話しました。
肝心な沖縄の基地問題は、協議せず、 先送り。
というよりも、 まだ、手がつけられないのでしょう。
日米で話すその前に、きちんと、話をつけておく ことがある。
これは、東アジアでの安全保障に関しては、
① 危機の種 としての、 北朝鮮。
② 防衛費(軍事レベル)削減の 大前提の、 中国との協議
があります。
これらについて、関係者の間で、明確な、一致した方向を決めないと、
在日米軍や、その日本側の負担について、何も、決められません。
②の 中国との協議に、オバマは、今日からの 3日間を使います。
問題は、①です。 これは、根は、深いですよ。
日米韓、そして、中国、北朝鮮の軍事担当者にとって、
安全保障の枠組みが変わるのは、自分の存在意義が変わることです。
その結果、
国からの予算の割り当てが、削られるのではないか、ということになり、
いつも、アウンの呼吸で、《緊張》を、創りだしてきていたのです。
ここでの、一番、深い根 は、どこにあるでしょうか?
>> どうも、戦争中の日本軍、中でも、特務の人間です。
1945年に、ポツダム宣言を受け入れたとき、 中国大陸には、
日本の特務の人間が、多く散らばっていました。
特に、重慶にある蒋介石政権の後方撹乱を進めるために、
中野学校のスパイ以外に、 226事件で処刑されたことになっていた
青年将校や兵士も、日本人であることを捨てて送り込まれていました。
彼らは、日本の敗戦を知ると、そのまま現地に残って、同化し、
反米のために、一生を捧げました。
これが、ベトナム戦争のときの、参謀になっていったのです。
これは、中国南方の話で、 こっちの方は、事実として、ほぼ確定です。
で、問題は、そのとき、実は、中国北方でも、こうした日本のスパイさんが、
戦後も、スーパージイチャンになって、がんばっていた可能性があることです。
満州には、馬賊になった特務機関の人間が、本当に多かったですし、
すべてが、 ポツダム宣言後、日本に帰還したわけではありません。
どうも、朝鮮民族の聖地(これは人類にとっても聖地ですが)白頭山に集まって、
アメリカの日本占領後の、アジア民族の抵抗拠点にした可能性が高い。
戦後、朝鮮半島の南側がアメリカに占領されると、
半島の北側に、戦前の日本精神を生かした国家を作ったのではないか。
その彼らが育て上げた<英雄>が、もしかして、金日成ではなかったのか。
もちろん、1950年から1970年代までは、 ベトナムと、北朝鮮とで、
このスパイたちの交流はあったでしょう。
その間、経済発展はしても、どんどん、アメリカに取り込まれたのが日本です。
そのときの、親米派の最大勢力が、岸信介、福田赳夫の自民党清和会でした。
一方、アメリカ側も、ソ連がなくなってからあとは、
北朝鮮が、日本にとっての狂犬国家になってくれないことには、
日本を軍事占領し続ける 理由がなくなってしまうのでした。
そして、各国の軍事関係者は、全員が、自分の存在(利権)意義のために、
この朝鮮半島を舞台にした《マッチポンプ》に 協力してきたのではないか。
そして、そのジイチャンたちの志とは別に、組織防衛と自己利益のために、
ここでも、多くの不幸が、生まれていたのではないか、と考えられるのです。
今、やっと、そうした「不幸な事態」を、本当に、不要な時代を作ろうとしている。
それが、オバマの今回の訪中ではないか。
私には、こう見えます。
日本の防衛政策、そして、この沖縄米軍基地の問題も、
この、戦前に、日本軍部からの要請で、
日本の将来のために、日本人であることを捨てる結果になった、
隠れた「スーパージイチャン」たちの存在を、
忘れていたのでは、何も解決しないんでしょう。
ジイチャンたちの、その「無念さ」や、その心からの「願い」にまで、
きちんと視点を当てないと、
私たちの東アジアには、未来が来ないのではないか。
今、ジイチャンたちが生きていれば、90歳を超えています。
明日の皆神塾で、ここにも、触れましょう。
午後2時から。 本郷です。 問い合わせは、 K2O まで。
・・・・・・・・・・・・・・・
日時: 平成21年11月15日 (日) 14時~16時 (その後約1時間程度質疑応答)
場所: 「東京外国語大学本郷サテライト」 3階セミナ TEL&FAX:03-5805-3254
最寄り駅等 : 東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3分
JR線:御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分
会費: 3500円
講演内容: 資本主義を超える繁栄を生む《瑞穂の国》
・・・ 日本に、「コンクリートから人間へ」の民主党政権。
核廃絶を明言した、世界一の軍事大国のアメリカ大統領。
世界最大の人口を抱える中国は、最大の外貨準備と、最大の格差社会。
新たな希望となっているインドには、カーストの大きな壁。
人類が今、変わりだしています。
日本企業はグローバル化から逃れられず、地方経済の公共事業依存も終わりました。
新たな繁栄の道は、どこにあるのでしょうか?
イノチとの共存、感動が、新たな社会、市場を作ります。
日本の地方は、 世界の問題にも立ち会ったときに、その地方も輝きます。
それは、日々の生活の 国境を越えた 《芸術化》。
K20(きれい、きもちいい、おいしい)の真髄の登場となりました。
連絡先: 株式会社 K2O 室伏
(事務所:03-5807-1395 携帯:090-5804-5078 FAX:03-5807-1396)
ミネハハ、皆神塾、オバマ訪中とスーパージイチャン。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。