木島のフォーラムが、いよいよ明日になりました。
ミネハハが、どんな声で歌うのでしょう。
彼女の出番は、明日午後3時です。 木島平体育館です。
今は、京都にいて、インドから来た国賓のお世話をしているとのこと。
体を壊さなければいいのですが。
ミネハハのインドの学校は、釈迦が悟りを開いたブッダガヤにあります。
ブッダガヤのあるビハール州は、かつては、物乞いと盗人の巣と恐れられて
いたそうです。 二度と、ここから、物乞いを出さない、という、強い決意で
学校運営を進めているといいます。インドは、今、カーストを越えた社会を目指し、
ITを主流に新たな発展段階に入っていて、私たち日本とも互恵関係が強まって
います。
日本に仏教が入るのは、中国経由ですが、インドの地にあったジャータカ説話は、
4世紀には海路で直接、日本に入っていたでしょう。
月にウサギがいる、と観る文化はここからです。
「すべての地上の存在は、仏の光の現れ方の違いに過ぎない。
それゆえ、目先の差異に、とらわれるな。 元の光は、一つなり。」
これを知っている人間は、今生の自分の生にも、囚われなくなります。
その一方で、人間として生まれた自分の一生を、何のために捧げるか、を
いつも考え、それを意識して行動します。
目先の自分の利益に囚われず、自分がいる世の中の より遠くを見つめます。
遠くを見る、その象徴が、長い耳 です。 ウサギです。
日本では6世紀に、イエスを意識して名づけられた人物の名が、ウマヤド皇子ですが、
この人は 豊聡耳法大王(トヨトミミ の ノリ の オオキミ) とも なずけられました。
釈迦の教えは、すべての命は、同じ響き(ひかり)から 出ているというのです。
この響きを常に感じていたのが、 縄文のヌナカワです。
ブッダの教えは、アレキサンダーを改心させ、イエスを覚醒させました。
今、私たち、現代人も、やっと 彼らと同じ列に加わるときになりました。
これまでの、工業化や都市化は、人間を自然から切り離してきたのです。
これから、やっと人類は、多くの生命と響きあった本物の文明を作り出すこと
になります。
農山村交流フォーラム。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。