就任してわずか9ヶ月のオバマ大統領に、
ノーベル委員会は、 平和賞を贈りました。
核廃絶を目指す 姿勢に対して です。
世界で一番最初に核兵器を使用した国の大統領。
それも、アメリカの国家の発展で、もっとも過酷な運命を強いられた
アフリカ系の黒人家系から出た大統領です。
オバマを生み出した力は、世界精神 だと以前、書きました。
そして、そうした人類全体の意識や知恵の総和は、何によって
表出するのか、といえば、
一つは、 オリンピックであり、
さらに、 ノーベル章 です。
もちろん、時々の政治的な力関係の影響を受けますが、
人類がどの方向に向いているか、を見るには、
よく分かります。
昨年のノーベル賞では、日本人の受賞が相次ぎました。
ブッシュ時代とは、まったく違う、力が働いています。
恐れずに、 自分の世界を作れる時代になった、と考えています。
「世界」がオバマを応援している。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。