日本は、どうあったらいいのか?
誰かが決めたことに従うのでなく、
国民各自が、自分で考えて、みんなで決める。
やっと、まともな民主主義が始まります。
その中で、 とりあえず、選挙で掲げた「マニフェスト」を実行する。
これが民主党。
この政権が、たとえ短命に終わっても、
今回示される、統治構造を変革していくという意志は、
今後も残ります。
特に、企業団体献金の禁止と 天下りの禁止は、
今後も国民の意思として継続し、後戻りはないでしょう。
これで、統治構造だけでなく、実は、国家そのものが変わります。
今の日本国の形は、 明治維新でできた中央集権国家です。
そのときのイデオロギーは、天皇を権力の集結点にしました。
これが、変わっていきます。
では、今後は、そのとき以来、権力の集結点だった天皇を
どう扱えばいいのか?
これは、私たち日本国民が決めることです。
廃止という意見が出てきてもおかしくありません。
すでに、天皇には権力はなく、権威だけの存在だ、という見方も多い。
私の意見は、
天皇を、 完全に権威だけの存在に整え、
しかも、日本人だけのものから、
人類にとって普遍的価値の集結点に変えて、
全世界に開放する。
というもの。
鏡よりも、剣よりも、なにより、
勾玉 です。
国民がみんなで「日本」を考える。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。