ヨーロッパで塩水自動車が認可された。もう原子力委員会を解散しないと日本の産業界も死ぬよ。

 こんにちは。 まずこれを読んでください。 

 <塩水で走るクルマが欧州で認可された。>

 http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11916753784.html

 http://www.gizmodo.jp/2014/07/post_15090.html

 このエネルギー源は、地球に、無尽蔵にある塩水です。

一方、日本では、あれだけの事故を起こしながら、自民党政権はいまだに原発推進です。この弊害は、放射能被曝の実情を直視することを妨げるだけに留まらず、日本のすべてのエネルギー政策に、いわれなき「箍」=実用化のブレーキをはめることにあります。 原発を国家の最優先テーマにしてきたのが自民党であるため、他のいろいろなタイプのエネルギー新技術が世に出ないままなのです。オオマサガスは、その典型です。

日本の場合、クルマの新技術にかぎらず、政府の支援や許可の道筋が見えないと金融機関の支援を得にくいことから実用化がすすみません。また、エンジェルを育てることもしてこなかったのが日本です。そして、ときには、アメリカ(の戦争屋)が殺し屋を派遣してくるとか馬鹿なこと言いつづけ、実は、自分たちの既得権を護ってきたのです。

上記の塩水自動車は、ヨーロッパでこの春に発表されたようです。塩水なら無尽蔵にあります。日本の今の自動車業界は、ハイブリッド技術で低燃費を謳い文句にしているのですが、これも、あまり意味がなくなるでしょう。

もちろん、「希少資源の権威的分配」という、国際政治のセオリーが、全部、崩壊します。 

日本では、現在、電気自動車の普及ですらも、トヨタや日産があまり積極的にすすめていません。理由は二つあるようです。国内的には、これまでのガソリンやディーゼルでのエンジン関連企業を護るため。そして、国際政治の面で言えば、化石燃料を使い続けることが、アメリカと中東の石油企業の利益をまもり、それが、米ドルの価値を、維持することにも繋がっているからです。

 しかし、現在に到っては、そうした姿勢が日本の経済界を護っているわけでもなく、自動車関連は、家電と同じで、どんどん消費地立地で海外に出て行き、国内での雇用は減っているのです。こうした事態に、根本的な発想の転換と勇気ある決断が必要なのですが、それを全部ゆがめているのが、「エネルギー政策」での原子力委員会の存在なのです。ここと、薬漬けの医療業界が連動します。

 本当に、「利権の巣」であり、日本人の未来に、何の希望をもたらさないのが、今の原子力政策です。

そもそも、環境を考えた時、乗り物という輸送体系も、今のままのクルマ主体で良いのか、という大問題があります。

 私はクルマそのものを使わないですむ快適なエリアが欲しい。 もう、都市化・工業化(特に化学薬品・電磁波・プラスチック・エンジン騒音・自動販売機などが溢れかえる世界)が、ほとほといやになっています。大量のゴミがでるし、つねに、新製品を作ったり、買わされたり、と騒がしく、人間が、本来持っている自然《花鳥風月》と共振しあう純粋な感性(の周波数)が、どんどん壊されていくからです。

 工業化・都市化・マネー経済が行き着いたのが、今の、自然を壊しまくった文明の姿です。 

ピュアな自然の中に、いかに、快適で、芸術的創造性が溢れた空間を作り出すか? これに、気づいた人たちと、一緒に暮らしたい。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。