最大の安全保障は、<世界から愛される国>になる事。

 民主党の鳩山内閣に、国民新党と社民党が加わる 連立協議が決定。
 これで、 アメリカとの属国関係に、変更が出ます。
 
 沖縄の基地移転、 地位協定。
 日本政府への揺さぶりは、つねに、 東アジアでの「危機」の演出でした。
 アメリカの核の傘。 中国・ロシアの核ミサイル。
 
 こうした殺傷兵器は、それが存在しても、 それを、日本に向けて、
 現実的に、 使う意志・意図を消せば、 機能しません。
 愛される国になる。
 護ってあげたい、とおもわれる国になる。
 やり方は、あります。
 まず、 私たち日本国民が、そういう国になると、決意する。
 軍事小国でも、 舐められず、 尊敬される道はある。
 それには、 まず、自衛隊の存在意義とその価値を肯定した上で、
 警察予備隊として発足した当時の、アメリカの日本占領軍の補佐部隊でなく、
 本当に、日本国民をまもるために、武装した、名誉ある組織にすること。
 その第一歩として、まず、 僻地の救急医療に、 すぐに、 
 自衛隊のヘリコプターを活用できるように、法整備すること。
  >> 自衛隊管轄の、医療ヘリ は、1~2万台 あってもいいでしょう。
      ヘリコプターは、 平時でも、戦時でも、使えるものだからです。
      それは、各市町村の警察と連携して、常備しておくべきです。
 
 さらに、国内の自衛隊の基地内には、 あらゆる被災を想定した、
   復旧・救護の 模擬訓練 コーナーを常設し、 
  >> 学校・地域住民が定期的に、 参加する機会をつくる。
 そして、なにより、
 
  中産間地域の復興事業(間伐・枝払い、植林・土壌改善、林道建設など)
  に、多くの人力をだし、各地のNPO組織と組んで、共同作業をすること。
 自衛隊を、敵を殺傷し、自然を破壊する機能だけをもつ、特殊な組織にしておく
 のでなく、この組織の人間に、日本列島での人間、自然、そして、文化的な暮らしをも、
 >>>  蘇生させる機能を、 持たせること。
 これは、自衛隊の中に、新たな部局をつくり、専門の組織を作ってもいいし、
 総務省のなかに、新設組織をつくって、そこに、出向している形でもいい。
 民主党。
 本気 に なるなら、 応援します。
 社民党。  
 理念にとらわれた感情をでなく、 現実を冷静に見た理性で、行動せよ。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。