大飯原発の再稼動差し止め判決は、日本の未来を決めます。このまま、日本の司法の一貫した姿勢になるか? ・・・ 私は、もちろん、そう願っていますが ・・・
それとも、この判決を、高裁、最高裁で覆せば、日本のことを、完全に、「世界」は見捨てることになります。
見捨てる前には、今まで以上の「警告」もあるでしょうが、 最後は、「天」と思えるチカラが働きます。
そうなってはいけないのですが、今の経済界と金融界は、目先しか考えない経営者ばかりです。
一方、官公庁は、既得権と組織維持ばかりです。 原発マフィアは、私たちをだまし、民意を無視し続けてきましたが、これを政治によって、変えることができるかどうか? 原則論を言えば、これは、国会と司法の仕事ですが、はたして、まともに機能するのかどうか? 情報が公開されるのかどうか?
それまでに、私たち自身のイノチと生活力が、持ちこたえられるかどうか、という持久戦状態になっています。
以下のビデオをご覧ください。 ただ、ここには、首都圏・東京には住めない、とまでは指摘していません。
NHK 「判決は何を問いかけたのか? 大飯原発差止め訴訟」
広瀬隆講演 5月23日、「埼玉から脱原発議員を出す会」。
https://www.youtube.com/watch?v=gLlkyiFWGvw
これまでの黒田バズーカが、まるで効果がないのは、 本当の「実需」に、向き合って来なかったから。
2011年3月11日以後の実需とは、 東電の経営を維持することではありません。
産業力の強化ではなく、今、目の前にある、身近な生活に根ざした問題への、国家的な取り組みであるべきです。 待機児童や、高齢者介護に始まって、餓死者や自殺者を出さない仕組み、地方の自律・自立であるはずです。
そして、なにより、放射能の被曝対策です。移住希望者と、移住の受け入れ先に、政府のマネーや信用を供出することでした。 しかし、これだけはしたくない勢力が、基準値を引き上げ、今の安倍政権をつくり、支えている。
放射能放出は全く止まっていません。こうしている間にも出続けています。 そして、放射性物質をカラダに取り込んでしまった場合は、ニコニコ笑っていても、病魔は進行していきます。
個々人の肉体の許容量(個人差があります)までは発症しませんが、そこに達した瞬間に、一気に重篤症状になって、イノチを落とします。
心配しながら、ビクビク生きるよりも、 どうせ、いつ死ぬか判らないから、何も考えず、今をとにかく、楽しむ。
そう考える人もいるでしょう。 真実も、未来も、自分が有権者であることも、考えない人ですね。
そうした人たちは、マネーしか見ない商売人にとっては、イイカモ になっていくばかりです。
私たちは、自分自身と自分の家族が未来の種に成る、と自覚する人たちとで、まず連携しましょう。
地球上の73億人、日本人の1億2千700万人。 今年は、どれだけ減ることになるでしょうか。
今、志賀高原の渋峠は、閉鎖されています。白根山が噴火する危険があるためです。
今年、山菜の一種コシアブラは、北信州産のものでも、放射線量が高く、食べれませんでした。
無防備で居られる事態ではありません。 未来のために、生き抜かないといけません。
6月に入り、 国際会議が頻発です。 戦争なんかやっている場合じゃないので、当然です。
国家を超える「権力体」が、姿を現わすような予感がします。
PS: 高山さんの最新ブログ。
東京湾の汚染について書いています。http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/d/20140610