国家にとって何が致命的核心問題か、を考える知能・知性がない安倍晋三とその取り巻き。

戦争屋は愛国心を刺激する。 日常に不満をもつ人間、未来が見えない人間にとって、鬱積した怒りの発露になる。

 為政者にとって、国家運営がうまくいかない時は、故意に敵を作り出し、騒ぎ立てる。

 国民の感情に訴え、支持を集めようとする。

特に、報道機関を規制し、国民に、現状に対するイメージを刷り込んでいく。

 対立・紛争・戦争を煽ることで、 現実の重大問題、それも、致命的な核心問題をはぐらかす。

「内政の失敗を、外交で補う。」  この手法が、それなりに機能するのは、まだ、失敗の被害・損傷が致命的でないときの話で、それをさらに進めて、戦争、国家破綻まで、あえてやらかす大ワルも、歴史上は存在した。

 尖閣問題は、アメリカから見れば、たかが「岩rock」である。

しかし、これが中国の核心的利益で、政権どころか、国家の崩壊に繋がる問題だとオバマは理解していた。そして、それは、とりもなおさず、アメリカの経済の衰退崩壊に直結する、重大問題、それも、致命的な核心問題になりかねない、タッチーな問題でもあると知っていた。 

 これが昨年6月の、カルフォルニアでの、オバマ=習近平会談での両者の相互理解だった。

そこから、これまでのアメリカ国内の戦争屋を押さえ、デフォルトの危機を回避でき、これからようやく、国内の失業問題を改善しようとする時に、

 安倍は、そうした実態も見ず、すべてを壊しかねない行動を、繰り返してきた。

 なあに、「天皇の金塊」からの資金がないと、アメリカなんか延命できないんだから、とでも高をくくったのか。

現実をきちんとみることができないまま、自分の都合のいい妄想でことを進める安倍をどうやって抑えるか? 

安倍は日本の報道機関をコントロールし、未熟な国民に催眠術をかけている。

安倍と、官僚、自民党、そして大企業幹部とその組合は、国民のイノチをみていない。まず、カネ。カネ。カネ。

今の日本の致命的核心問題は、なんといっても放射能問題。そして、民主党が失敗した「体制改革」(極端な中央集権に食らいついて増殖した官民シロアリの退治)。

オバマは、日本の天皇と会えるのなら、と決意して、来日。

「オマエ、判っているのか。尖閣に拘っている場合じゃないだろ。尖閣で、オマエがアホやったら、アメリカも巻き込んだ全面戦争に一気になるか、そうでなくても、中国が米国債を売って、米国経済が吹っ飛ぶのだぞ。TPPの交渉よりも、その話し合いの対象の経済環境そのものが、さらに根幹から崩れるのだぞ。 いい加減にしよ。 もう、お遊びはやめろよ。オマエは報道管制しているけど、オマエの国では今、放射能がとんでもないことになっているじゃないか。 もう、アメリカの西海岸にも来ているぞ。

 これまで世界経済を壊さないために、日本政府の「放射能問題ない」というウソに付き合ってきたが、もう、限界だぞ。その前に、東アジアでの紛争を終息させろ。東アジアが、平和環境になって一体化すれば、アメリカ経済は、大きな需要をえて、回復できるのだ。

 尖閣で、オマエが、敵対的な発言をしたり、靖国参拝で挑発すれば、それが壊れるんだ。

いいか、これ以上、中国・韓国と紛争を拡大するような行為が日本国内から、おきてきたら、それに対しては、俺たちがどんな手段を使ってでもぶちのめす。これは、あのお方も、同意済みだ。判っているな。あのお方だ。明日会うけどね。」

 もしかしたら、すし屋での本音は、こんな話になっていたのかも。

 日本の外務省は野田政権、そして、安倍政権では、日中間に領土問題は存在しないと強弁し続けてきたが、その主張が完全に否定された会談になってしまったことは、間違いない。もともと、尖閣諸島の領有権に問題があるから「棚上げ」だったのを、外務省は外交記録を消してまで、「問題ない」として、問題化させてきたのだ。

当然、これまで、「積極的平和外交」を煽ってきた人間、そして、フクシマの放射能被害・被曝を隠しごまかしてきた人間は、CIAによって暴き出され、それになりの「処分」を受けることになるでしょう。

 しかし、その先のことですが、日本国の明治以来の体制(利権体質)が、どうしても変わらない、と判断した時には、今度は、人類の管理者の決意として、強硬手段に出るかもしれませんね。 

 そうならないように、この国家を、私たちの手で、変えなければなりませんね。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。