新・都知事は誰でもいいが、子供たちにこれ以上、被曝させないことを最優先して欲しい。

 猪瀬が辞めて、今、都知事選の候補者選び。

舛添氏は国際政治と危機管理が専門。新党改革時代の盟友に、荒井参議院議員がいます。

田母神氏は自衛隊のことはよく知っていますが、日本国の成り立ちや昭和天皇の本質をまるで知らない。

今、細川護熙氏が、小泉純一郎氏の支援の約束を取り付け、立候補するのかどうか、注目です。

もし、そうなれば、少しはワクワク感が出てきます。日本を本気になって変える一番の要は、「原発マフィア」の解体です。 これは「医療マフィア」と一体です。東大を中心にした、明治以来の「権威」が作り直しになります。

放射能に関し、首都圏の飲料水の基準値がすでに緩められたまま、「問題ない」「不検出」が繰り返されてきました。

 昨年末、私は今回の都知事選では、この放射能問題でさらに真実が公開されることになる、と指摘してきましたが、細川氏の立候補は、その現実が加速します。

 今は、とにかく、東京のみならず、日本全国の子供たちに、これ以上の被曝を避け、西日本や北海道の、安全地域を中心に、食料の補給基地を造ることが、まず、国家的な最優先課題のはずです。

 巨大消費地を抱える東京都自身が、都民の食のための資金を用意して、各地の自治体に、青少年の避難先とともに食糧基地をつくるプロジェクトを進めるべきでしょう。 東京都が明確にこの方針を出せば、福島県なども当然、それに従うことになります。

さらに、今回の都知事選挙での注目点は、日本の権力層の姿勢です。一昨年末の総選挙、昨年夏の参議院選挙のように「不正選挙」があるのかどうかです。民主党から自民党への政権移動は、国家ガバナンスを取り戻すために、なりふり構わぬもので、これは、「奥の院」の最優先課題でした。それに対し、王族会議もサンカ大元も認めたようでした。日本企業に資金を持たせ、より一層の海外進出を促す意図もあったのでしょう。

あのまま、民主党が続いて日本が溶けてしまったら、東アジアはおろか、世界に希望はなくなる。とまで考えたのでしょう、きっと。 

では、今の安倍が創ろうとしてる「日本」とは、一体どんな日本なのか? 

日本式経営は、確かに、海外の発展途上国を、一定水準(これが「文明のスタンダード」)に引き上げるのに、必要です。そして、それが、これまでの工業製品を買ってくれるあたらな購買層を生み出すことになります。

しかし、今の日本は、人類的課題として、その先にある、新たな「繫栄モデル」を生み出さねばなりません。

 今がまさに転換期です。

このとき、首都東京のもつ意味は、何か? ここには、直下型地震が予想されています。

都会の住人が皆それぞれに、自分が生存を確保できる場所(ロシアのダーチャ)を創っておくのが、一番強い社会です。

「王族会議」の意向が、今回の都知事選挙に出てくるのかどうか、わかりません。しかし、細川知事が誕生し、その背後に小泉元総理がいるとなれば、国民的ブームも起こり、安倍政権の原発推進、軍事拡大路線も大きく方向転換せざるをえなくなるのは確かです。

 未来を考えるときの基本は、 「アクエリアス」 と 「浄化の流れ」。

これは、地球全体《アメリカ、ロシア、EUのみならず、中国や韓国、北朝鮮、東南アジア、その他にも)を覆っていることを忘れないでおきましょう。 国家は、人間の妄想が作り出したものです。マネーと同じように、概念の産物です。そして、宗教団体の「神」もそうです。

 真実の神は、宇宙法則のみです。 そして、人間だけが、想像と創造ができる。

何を基本として、未来を考えるか?  「イノチの流れ」をまもること。 私は、ここだけは、譲れない。 

PS: ① やしきたかじん が胃がんでなくなりました。闘病生活では、抗がん剤を打っていたようです。船瀬俊介氏が確認したように、一時的に、ガンを壊すのみで却って、生命力を奪うのが、抗がん剤。彼の番組「そこまで言って委員会」のパネリスト希望者リストに、一度、私の名前が出たことがありました。 医者たちが、明確な殺意をもつことなく、病院の経営のために、どんどん人を殺す結果になっています。

②昨日、「信越自然郷」の総参謀長と話したのですが、宇宙自然と一体になり、その中で、人間社会に素敵な物語を自ら作り出していくこと。これが今、西欧の成功者たちの最先端の「お楽しみ」だと。企業社会の消費奴隷ではなく、自分で考え、人間として生きている実感を味わえる舞台を、自分で創り出していく。その仕掛けを考えようと。

③宇宙・自然、濁りのない水。共振。ヒスイを水やお酒に入れると、おいしくなりますよ。ヒスイもどきでもいい。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。