介護のあとの楽しみ、中国の春秋戦国を描いたTVドラマ「三国争乱」。

 こんにちは。

実は、今年に入って、両親の介護をしています。

姉がアレンジしていたケアハウスは、どうしてもいやだ、と言うことなのでしょうがありません。

いろいろと、考えさせられます。 とくに、年金と医療と、そして、高齢者福祉。

社会構成を、各家庭の「所得」を中心に組み立てている現状は、矛盾が多すぎます。

この話は、別の機会に。

話が変わって、中国の春秋戦国時代。

 老子、孔子、孫子 が活躍した頃。

孔子は、「道、廃れたならば、我、東海の海に浮かばん」 と、当時の平和な日本列島に憧れました。

 BC450年ごろを描いた、中国のテレビドラマがあります。

 日本名は、「三国争乱」です。 呉・越そして楚 に囲まれた小国「淹(えん)」の物語です。

 http://www.epcott.co.jp/sangoku/index.html

 http://navicon.jp/title96978/

  舞台は、太湖のほとり です。

 このドラマには、 老子も、孫子も、そして、孔子も、登場させています。

 この時代にも、周の王室は存在し「天王」とされたが、それは名目だけで、ドラマの中では 各地の王たちは、ほとんど無視しています。

 王たちは、戦乱を起こし、それを統一したのは、秦始皇帝。 以後、中華皇帝の玉璽が引き継がれます。

 しかし、周時代にまで戻せ、としたのが、則天武后です。

彼女が史上初めて、女性で皇帝になったのが690年。この年、日本では、ウノササラが即位し、伊勢で、「式年遷宮」したのです。

 この呉越の出てくるドラマの時代からは、1100年以上、後のことでした。

 中国古典のエッセンスを、物語では、主人公が成長するときの出会いの場面で描いています。

当時の日本列島には、文字はありませんでした。ですから、私たちが2千年以上前の日本の物語をドラマ化しようとしても、こうした物語はできません。 

 しかし、私たち日本の「稲作民」とは、もともとは大陸の長江流域で、こうした戦乱のドラマを実見していたあと、平和を求めて日本列島に入り込んだ人間の子孫なのです。そう考えると、本当に、面白く見ることができます。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。