明日11日の楽しみ、2点。
① 参議院選挙。 どんな結果になるか?
日本国民は、この国が、ヨーロッパでいうなら、消費税20%ぐらいの税金が、
すでに、いつの間にか、国に吸い取られ、それが、特別会計に使われていることを
きちんと知らない。
官僚・役人・議員の報酬と人数を、国民が自分たちで、決めることができる
ことを、きちんと知らない。
国民は主権者なのですよ。
そうした状況下、 グローバル化で、大手企業は、どんどん海外展開。
設備投資も金融投資も海外展開。 そして、日本国内では、資産デフレの進行。
それなのに、雇用を増やせ。 しかも、公共事業をするな、という。
>>>もはや、 腹決めるべし。
まず、 議員(国・地方)と官僚・役人の特権をすべて排除すべし。
給料も人員も、すべて見直し、半分以下にしよう。
文句いったら、首にできる法案をつくろう。
そして、成熟社会のデンマーク型の国家運営で、消費税を20%以上にして、
教育、医療、介護、近距離交通、市営住宅は、全て、無償にする。
そして、 所得税は、個人なら最大10%。 企業でも、最大でも15%。
なにより、相続税は、無税にすること。
一方、贅沢品の高額商品には、20%以上の税金をかけること。
(見せびらかしたい人は、誰でも高額納税者にして、大いにほめよう。)
そして、新規の事業創設のために、事務所経費《電話代、備品、家賃》を3年間、
国あるいは地方から、無償提供する。(あまっている物件を安く借り上げておく)
事業に出資するエンジェル《主に、相続財産からの資金》には、優遇税制。
消費税は高いけど、誰もが、安心して暮らしていける国。
しかも、若者やサラリーマン、低所得層が、すぐに、事業を起していける国。
(この時、消費税を払いたくない人間は、独自にネットワークを作って、物々交換)
こうすれば、活性化するよ。
特に、税金が安いから、世界中から、大金持ちと野心家の企業人が日本に来るよ。
彼らと、さまざまな事業が、世界を相手に、この日本国内で展開できるよ。
これで、 一気に、夢も、就業機会も 増えますよ。
同じ中国人やインド人でも、大金持ちの場合には、それなりに行儀がいいから、
私達と共存するのは、問題ないでしょう。
でも、今回の選挙、どんな結果になっても、
民主党は、手にした衆議院307議席は、どんなことがあっても投げ出さない。
② 明日、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」があります。
ちょうど、選挙開票の直前の放送ですね。
物語は、勝海舟が軍艦奉行を解任され、弟子だった竜馬は西郷に会い、
これから、薩長同盟に向かっていくところですが、
みなさん、一つ、気になることがありませんか?
勝海舟が乗船しアメリカに向ったあの咸臨丸は、このとき、
どうなっていたのでしょう。
1862年から1865年です。
咸臨丸は、太平洋を越えたのですから、当然、このときには、
上海や香港、マレーシアにも、いくことができたでしょう。
高杉晋作は1862年、太平天国の乱のあとの、上海を見ています。
幕府も土佐も、長州も薩摩も、このとき、どんどん、海外と交流していたはずです。
そのとき、海外にいたのは、 実際には、誰だったのか?
長崎に出島を構えたオランダだけではないでしょう。
長崎奉行は、大分県日田の代官が、管轄していたのです。
こうした、大きな世界構造に関わる日本国内の権限を、
決して書かないのが、これまでの権威。 司馬史観でも出てこない。
攘夷決行を言っていた孝明天皇が、なぜ、それを撤回したのか?
それでも、幕末はそれなりに面白いけど、時代を動かす真の力が分からなくなる。
1770年以降、どれほど多くの金塊が、日本列島から海外に流出していったことか。
そして、隣の清国が、イギリスにアヘンを売りつけられてボロボロになっているとき、
一体誰が、東アジアで、最も活発に動いていたのか? ここが、ポイントです。
NHK「龍馬伝」、咸臨丸はどこにいった?
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。