こんにちは。
私は北信州の中野市で生まれ、今、その生家にいます。新幹線の飯山駅開通を契機に、この一帯を「信越自然郷」と呼んでワールドクラスのリゾートにしようとしてきましたが、その成果なのかどうか、
中野市の隣、山之内町にある渋温泉の猿「スノーモンキー」について、あのCNNが、「日本に行ったら訪れるべき名所」として、取り上げてくれました。
これで、もともとは地元民の足だった長野電鉄(長野~湯田中)は、ますます乗客が増えることになります。今、同じ長野でオーストラリア人が集中する白馬から、この地獄谷まで、直行バスを出すことになりました。
長野電鉄線の終着駅である湯田中から、渋温泉までにかけての温泉郷には、今後は、ひっきりなしに、外国人旅行客(インバウンド)が来ることが予想されます。
そのうちの一部でも信州中野まで来てくれるといいのですが。中野には、大型スーパーやホームセンターが集中しているので、長期滞在者は、よく買い物に来ています。
地獄谷の猿は、気温が高くなる5月GWから8月終わりまでは、温泉にまったく入りませんが、それ以外は入ります。その姿を狙って、今でも毎日、約1000人の外国人がスノーモンキーを見に来ます。
これが、いずれ2000人になるのでしょう。もしかして、中国の「万里の長城」みたいになる?
これは、中野市にとっても、北陸新幹線の飯山駅周辺の住民にとっても、うれしいことですが、少し、気がかりがあります。
それは、少し持ち上げすぎではないか、ということです。まるで、ここまで来い、とも言いたげです。欧米人なら、すでに軽井沢までは十分にたくさん来ています。今では、海外スキー客が、この北信濃一帯に入りこんでおり、スキー場のレストランは、年末から、この節分までは、本当に国際色豊かになりました。
それで十分なのですが、なぜここで、CNNはこの地を推してくれるのか?
これまで、「フェイク・ニュース」を連発してきたCNNですから、このニュースは、英語圏、それも日本に関心のある人間に、何か隠された意図をもって届けられているのでは、と感じられるのです。
気になるのは、やはり、活発化している、火山活動と地震、そして、原発のことです。
長野では3年前に、御岳山が噴火しましたが、今年の白根山の噴火は、さらに、蔵王にも刺激を与えていると、見ていいでしょう。地球自体が、活動期というのは、すでに伝えられてきたのですが、
なぜ、今、CNNが、北信州の山奥の地獄谷を推すのか?
地球人類の行方を、つねに意識している存在「THE DEEP」の頭の中を推測してみると・・・
彼らは、第三次大戦を起こさせてはならないと、ヒラリー一派をアメリカの権力中枢から引きずり下ろし、腹芸のできるとトランプを登場させた。
トランプは、アメリカ・ファーストといってTPPから離脱表明したが、今回のダボス会議で、「アメリカは一人(alone)じゃない。アメリカが強くなることで、世界が豊かになる」といったあと、平昌五輪の前のこの時期に、北のカリアゲ君が南の文さんと統一チームを作る事実を見て、オバマのときにやめさせた核ミサイル開発を復活させ、新型の核兵器の製造・装備に、再びゴーサインです。
そのアメリカの姿勢に、何も文句がいえなのが、日本政府で、特に安倍政権。 一方、今、NHKは、しきりに戦前の満州にあった731部隊の真相を報道しだしています。731部隊の行政上の最高責任者は、今の安倍晋三首相の祖父、岸信介(のぶすけ)でした。
これは、日本・中国・半島・アメリカを巡る、国家権力の闘争の一場面ですが、この国家を超える動きをしているのが、実は、国境を越えた旅行者の動きなのです。
日本列島には海外からのインバウンドがますます増加し、しかも、外国人でも列島内の土地の取得者には、簡単に、国籍まで与えようとしています。(この点については、「日本なるもの」をきちんと伝えないといけません)
この7年間、原発事故による放射能は、露天状態のままばらまかれ、日本人は、皆一様に、程度の差はあれ、内部被曝をしてしまっているのですが、長野県の場合、確かに軽井沢・佐久から日本海にながれる千曲川沿いは、比較的被曝の程度は少ないところです。温泉も多く、健康にはいいです。
北信州の中野・山之内の農地はキノコ栽培で使った排培地を肥料につかっていますので、ミネラル・ビタミンもおおいのですが・・・
東京から名古屋にいくよりも早く長野までこれて、あとは、長野電鉄の特急「スノーモンキー」。
長野県の北部は、外国人にとって、なにかほかに喜びたくなるような特色があるのでしょうか?
新井説では、縄文と弥生が融合した北信濃(特に高社山周辺)が、日本の原初王権の発祥の地ですが、CNNはこのことをまだ知らないでしょう。柳沢遺跡を訪ねる外国人など、まだ聞いたこともありません。ただ、国民的唱歌「ふるさと」の故郷だというのは、わかるでしょうが。
で、ここで、気になることを書きます。(これは、書くべきか、迷っていました)
かつて地球で、大規模洪水がおきるほどの気象の大変化が起きた時(例えば、氷河期が終わって、海水面が、150メートル近く上昇したころ)、岐阜・長野・群馬北部は、ほとんど無害だったというのです。
もしや、地殻変動に誘発された大規模異変が来ることを、「THE DEEP」が察知し、そこから、逃れるように、警告・誘導するためにも、ここにいけ、と言っている可能性はないのか?
軽井沢の標高は1000メートル。湯田中駅は600メートルです。私の住む中野市は約400メートル。
この冬は、年末から寒波が襲い、1月に首都圏に大雪が降ったように、少しおかしい。
もし、地球自体に変化が出ていると、大変なのですが、さて昨年の冬至のとき、北極圏の太陽はどうだったのでしょう? イヌイットやエスキモーの人たちは、何か知っているかもしれません。
地球規模での大異変(地磁気はもちろん、万が一地軸に異変)がある場合、大陸では想定外の大洪水や大干ばつになります。広大な平野部が巨大な農業生産地拠点で、その富を集積させる都市を形成したのですが、それが一気に失われる結果となって、多くの難民・流民を産みます。陸続きの場合、国境など関係なしに際限のない混乱が広がってしまう。
その点、日本列島は嶋国で、地形が複雑で、山は急峻で川の流れが速い。しかし、そのすぐ横には、本来、豊かな森があり、豊穣の自然の恵みがありました。
今、日本列島で人口が集中している首都圏ですが、それが、いかに、自然災害に弱いか。そして、放射能に無防備なまま、いまだに、苛烈な経済活動が繰り返されています。
「最悪を想定して、最善を尽くす」 これが、世界の叡智であるのなら、確かに、これからの大激動を平穏に乗り切るには、この北信濃は、いろいろな意味で、ベストなのかもしれません。
私は、今、美味しい数種類の漬物と、クダモノ、そして、温泉三昧の日々です。
この信越自然郷の出先となる拠点を、首都圏に設けられないか、と、実際に試みています。
まあ、備えるに、こしたことあありません。