「白洲次郎は、ウォーバーグの息子だった」by鬼塚英昭。

 こんにちは。
 知人から送られてきた、鬼塚英昭氏の著作とDVDを見ました。
「黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア」(成甲書房)
 そして、その本の最後で紹介されている、同氏のDVD。
 どちらも、必読、必見です。
 本題である、「戦後の原子力利用と原子爆弾は、同じ線上にあった」は、
 きわめて正しいものです。
内容は、とにかく、おもしろいのですが、特に、DVDでみた、
「白洲次郎は、ウォーバーグの息子だ」は、さもありなん、です。
なぜ、この人物がケンブリッジで学ぶことができたのか?
さらに、吉田茂の通訳官になっていったのか?
鬼塚氏自身が竹細工職人なので、明治以降の近代化(国家主導の金儲けシステム)
には、基本的に、依存しないで生きてこられた方だからこそ、全く曇りのない目で、
世の中の仕組みのことを、観察、考察、分析できたのでしょう。
大変な努力家で、日本社会で、巷間、発表されている多くの文献を読みこなしながら、
権力の「構造」と、その主体の「意思」をさぐりあてるのですから、圧倒されます。
十分に「第三の目」が開けている方です。
これまでの常識をすべて覆す論点を立てながら、「真実をきちんと知るべき」
と主張できるのは、とてつもない勇気と知力と忍耐力の賜物です。敬服の至りです。
ただ、私とは、昭和天皇の出生に関する理解が異なりますが、同氏が、これまでの
人類文明の整理のために、この世に送り込まれた人間であることは間違いありません。
一度、お会いしたくなりました。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。