20世紀は、石油の時代でした。
石油は、人類の文明のエネルギーに使われ、
さらに、石油から造った化学繊維ナイロンは、20世紀の後半、
地上から、麻と、麻文化 を 消して行きました。
BPの事故。
BPは、ブリティッシュ・ペトロリアムから、ビヨンド・ペトロリアムに、
社名を変えて、新エネルギー開発に乗り出しているところでした。
しかし、今回の事故の賠償金で、その活力は無くなるでしょう。
今、メキシコ湾の沿岸に原油が流れ着き、ペリカンたちが油まみれなっています。
その映像を見て、1992年の湾岸戦争でのペルシャ湾のペルシャ鵜を思い起こします。
あの時の映像は、イラクのフセインを悪者に仕立てるために、アメリカ軍がわざと、
原油施設を破壊して、油まみれのペルシャ鵜の映像を、世界に配信したものでした。
今では、中東では、カタールにアルジャジーラというTV局ができ、アメリカ発の
インチキ映像ができなくなりました。
では、東アジアではどうでしょうか?
たとえば、3月26日の韓国哨戒艦。
そして、5月23日の、深セン(香港のとなり)の大窯湾原子力発電所の事故。
どちらも、正確には伝わっていません。
一方、中国経済については、問題ないとの発表です。
私の見方は、まず、石油時代の終焉を告げているのが、
今回のメキシコ湾のBPの事故 です。
これを、日本の技術なら、原油流出を止められるといいます。
一方、この20世紀後半からの石油万能の時代に、
疲弊しきったのが、日本国内の<麻>でしたが、復権の兆しがあります。
麻は、日本列島では、ヒスイと並んで、 6000年前から、
人間の生活と、文化を支えるものでした。
今、この麻の持つ特性がどんどん確認されています。
これから3年間、電磁波に、注意してください。
麻は、生命体の 順調な生命活動 と、電子情報を守ります。
神から、<文明転換の意志> が示されています。
メキシコ湾のBP海底油田事故は、石油時代終焉の神の知らせ。麻の復権に。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。