(取り急ぎ) TBSニュース:
核実験を受け、中国政府は4日、北京に駐在する北朝鮮の大使を呼び出しました。
日本時間の午後4時前、北朝鮮の池在竜(チ・ジェリョン)大使を乗せた車が北京の中国外務省に入り、およそ30分間滞在したあと、大使館に戻りました。核実験を受けて、北朝鮮に直接抗議を伝えるため呼び出したものとみられます。
過去2回のICBM発射の際は大使を呼んでの抗議は行っておらず、今回の核実験をいかに深刻に受け止めているかがうかがえます。(04日16:37)
日本の外交は、今、外務省の谷内NSC局長と、今井秘書官とで、ボロボロですが・・・。
さらに追加で、NHKニュース。
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中国外務省 北朝鮮の大使呼び抗議 9月4日 18時35分
北朝鮮が3日、6回目の核実験を行ったことについて、中国外務省の報道官は、北京駐在の北朝鮮の大使を呼んで抗議したことを明らかにしたうえで、今後の対応については、国連の安全保障理事会で議論するという姿勢を強調しました。
中国外務省の耿爽報道官は4日の記者会見で、北朝鮮が3日、6回目の核実験を行ったことについて「北朝鮮大使館の責任者に厳正な申し入れを行った」として、北京駐在の北朝鮮のチ・ジェリョン大使を呼んで抗議したことを明らかにしました。
そして「いかなる時も北朝鮮の核実験は間違ったものだ。国連の安保理決議に違反し、国際社会の普遍的な願いに背くものであり、中国は反対する」 と改めて非難しました。
また、北朝鮮への今後の対応については国連の安全保障理事会で議論するという立場を強調し「中国は、国連安保理の常任理事国として建設的かつ責任ある態度で議論に参加する」と主張しました。
そのうえで「中国は一貫して国連安保理の関連決議を厳格に履行していて、果たすべき国際的な義務を果たしている」と強調したものの、さらに厳しい制裁決議が議論された場合にどのような態度をとるかは明確にしませんでした。会見では、核実験について中国が北朝鮮から事前の連絡を受けていたのかという質問も出ましたが、明言を避けました。