脱原発①経営サイト「データ・マックス」に村田光平氏のインタビュー記事。②原発停止の大飯判決を出した樋口英明裁判官の講演会が4月20日に広島、28日に津で。

皆さんこんにちは。
海外輸出が失敗だらけでも、原発をどこまでもあきらめない、今の日本国政府経産省。

多種多様な電力源を、日本国内の知恵者から積極的に探す、試す、という姿勢は全く見られません。
すっかり、利権化しているのです。旧式の技術のままの原発を抱えて。どうすれば、この状況が終わるのか?抜け出せるのか?最終的には、現在の政権を選挙で倒すか、全く別次元の権力体が、この日本列島に乗り込んできて、有無を言わさない処理に入るような事態しかありません。
私は一つの可能性として、この統一地方選挙で自民党が負けて、夏の参議院選挙に合わせ、衆参同時選挙を安倍政権が選択し、そのとき、この原発の隠された問題がどんどん噴出し、国民が「まさか、そんな事態に」とようやく、本気で変える決意をするような状況になることもあり得るのではないか、と考えています。
 今の日本国内で進められる代替エネルギーは、その主力が太陽光発電ですが、もっと別の方式、地熱や位置エネルギー、さらに太陽風(自由電子)などを活かす方針を出せば、隠れた技術も表に出て、そこに民間の資金も流れ込んでくるでしょう。そうなれば一気に、列島のエネルギー事情が変わるのですが、それをとにかく拒んでいるのがこれまでの戦後のエネルギー政策であり、そこで組み立てられた利権構造で甘い汁を吸った「日本国民たち」なのです。利権構造を壊したくない人間とは、未来に対し何も考えていない無責任人間で、「イノチよりも、今のカネ」を続けているのです。それがいつまで許されるか?更なる巨大災害があるまで、変更できないのか? 列島民はそこまでバカなのでしょうか? 
 私たちは、まず、それに依存しない、と決意することで、どんどん別の道が見えてきて、歩みだせると考えます。今の権力・権威が、この8年間、何を言い、何をしてきたか、すぐにわかることです。

掲題のように、①村田先生から以下のメールが来ました。データマックスにインタビュー記事があると。
   https://www.data-max.co.jp/article/28745
また、②大飯原発の再稼働を差し止めた、樋口秀明裁判官の記事が、週刊金曜日(3月15日号)に、「原発はなぜ危険か」が出ています。次回はここにその内容も上げますね。樋口氏は退職後、原発の危険性を、安全性の面から指摘する講演を各地でしています。4月に広島と津で講演がありますので、ご案内します。
 今月20日(土)、広島市まちづくり市民交流プラザ6fで、
 「私が、「大飯」を止めたわけ」と題し、講演会を行います。13:30~15:30 資料代500円。
 主催:福島と広島をつなぐ、もみのきの会 電話082-961-5770
HPは、http://mominokinokai.main.jp/
今、一般住宅の耐震構造が3400ガルを基準値にしているのに対し、大飯原発では判決時に700ガルで稼働中では、856ガルで設計しているのです。この原発は設計時わずか405ガルだったのです。しかし、日本列島では、4000ガルを超える加速度をすでに測定しているのです。
 さらに、樋口さんは、4月28日(日)に、三重県の津では、弁護士の河合弘之さんともに講演と対談します。場所は、津リージョンプラザお城で、1300開場、開演13:30 で~1600終了です。
 予約1000円(当日清算) https://kokucheese.com/event/index/553596/お近くお方は、是非、ご参加ください。

以下は、村田先生からのメールです。
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皆様
経営サイト「データ・マックス」に、国連支援交流協会アセアン・ジャパン支部副支部長 金木亮憲氏によるインタビュー記事(前、中)が掲載されましたのでお届けいたします。
https://www.data-max.co.jp/article/28745 (3回連載)
不道徳と無責任の象徴と言われる再稼働ですが、その認可の権限を原発の安全確保の責任を有さないと公言する原子力規制委員会に与えている現状は早急に改める必要があります。国連人権委員会で取り上げた福島での作業員の被曝問題、放射線量が平時の20倍のところへの
住民帰還、さらにはIPPNWによる「放射能東京五輪キャンペーン」、技能研修生の除染作業による被曝の発覚等々、福島を忘れた日本の犯しつつある不道徳・無責任の事例は国際社会の厳しい非難を呼びつつあります。特に、日本の命運を左右しうる東海第二原発の再稼働認可の取り消しは喫緊の課題です。
皆様の格段の御支援をお願い申し上げます。

村田光平 (元駐スイス大使)

(私のコメント)今、生存をかけた戦いの中に在る。こう考えて、毎日を暮らした方がいいでしょう。
私たちは、この列島の統治体の「有権者」です。諦めたら、そこで終わり。まず、自分のイノチを守りながら、未来のために、種をまかないといけません。国家や統治体は私たちの意志で変えることができます。ぶら下がるのを止める決意をすれば、戦うべき相手の本質は、もっと明瞭になります。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。