靖国神社は、戊辰戦争時代からの明治政府の戦争推進・拡大のマシーンでした。
明治政府に逆らったものは、オニの扱いで、死後は、その霊を鎮めるために鎮霊社に、押しこめた。
西郷隆盛は、そういう扱い にされました。
日清・日露・第二次大戦。 本当に、必要な戦いだったのか?
「赤紙」が来る。・・・ 「おめでとうございます。 これで、あなたの息子さんは、靖国の神として祀られます。」
このとき、従軍を拒否すれば、オニ(このときは非国民)の扱いです。
また、台湾などで日本の戦争に参加したくなかったものや、沖縄のひめゆり部隊も、戦場で死ぬと、兵士と同じく、靖国の神とされた。それを、本人が喜んでいたのかどうか。
「死んだら、神にして祀る。」 この論理が、非戦闘員までムチャクチャな戦争に巻き込むときの為政者側の免罪符でした。
それに対し、国のために犠牲になったんだ、。ちゃんと弔え、もっと補償金や遺族年金を出せ、という国民も。
戦争があること自体、罪なのです。
今、原発。 あれだけの事故を起こし、まだ終息せず、いまだに放射能も汚染水も出放題で、垂れ流し。
それでも、2020年に東京オリンピックだと喜んでいる。
体調に不調が出ても、放射能とは、いわせない。 それよりも、 日本中に均等に放射能汚染、被曝が広がるように、「食べて応援」と「瓦礫処理」をしてきた日本政府。特に、今の安倍政権を支える原発マフィアと軍産複合体。
この人たちに、イノチも、御魂も、語る資格はない。 あなたたちこそ、オニであり、悪魔だ。
70年前のことよりも、今の、イノチの叫びを 感じないのか? 今の、自分の心が、痛まないのか?
国と国民統合の象徴である天皇が、「平和憲法と守り」と言っているのを、 完全に無視し続けている。
靖国神社問題は、鎮霊社の御霊を、本殿の御魂と一体にしましょう。 そして、千鳥が淵の無名の戦没者も。
ケリー国務長官も、ヘーゲル国防大臣も、そして、ケネディー大使も、靖国神社信仰の構造的問題を知っている。
アメリカ政府のほうが、日本人の信仰形式を、曖昧にしないで、きちんと研究し、尊重している。
靖国問題で、日本人も、韓国人も、中国人も、とことん悩むべき。その先に、それぞれの「国家」の「幻影」が、よりはっきりしてくる。 そして、もう、「国家」から離れて、 「ノーサイド」にしよう。
日本の場合、持統が、日本列島に領域限定で出発した、皇祖神(国の神)アマテラスを、
国境を越えた、イノチの女神に変容させよう。
そのさきに、初めて、フラワーオブライフ を、自分で作り出そうという、意志が生まれる。
そして6000年前に、シュメール(ヘブライ)の対極として、日本列島で明確に出現した縄文ヌナカワが認識できる。