汚染水の影響範囲知らず発言か 首相「0・3平方キロはどこ?」
東京新聞 2013年9月20日 19時50分
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。
首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。
安倍首相は東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた際に「0・3は?」と質問した。
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フクシマの現場にいって、メディアを連れて行って、フルアーマーになって、しかも、防護服にあった名前が、安倍でなく、安部だと、怒り、「0.3平方キロ」を確認し、ようやく、ブエノスアイレスでの自分の発言の意味を知ったチンゾーくん。
この夏に政界を離れた、元厚生大臣の舛添要一参議院議員が言っていた言葉を思い出します。
安倍と麻生に向けた言葉。 「・・・みたいな大学しか出てないと 」
でも、今、この戦後の政治家一家3代目の二人が、総理と財務大臣。 出身大学の問題ではなく、国家のシステムの問題であり、特に、その統治システムを生み出す、日本語言論での理性(判断力・自己認識力の元)のあり方の問題です。
舛添氏は、国際「政治」に加え、日本の医療と年金の「闇の仕組み」を、現場で、「体験」した人物でした。
事実を無視して国民を騙し続けて、お仲間の利益を「権力」で守り抜く、この国の統治体に嫌気がさしたのでしょう。