シロアリとハゲタカが大喜びの放射能天国の安倍政権。自衛を怠らないで。

今、中国の汚染は確かにひどい。ひどすぎます。 

それに対し、都知事になった猪瀬氏は、大気汚染浄化のノウハウを教えるといっていますが、中国はノウハウなどはとっくに知っています。ただ、それが、実行できない体質(民族的な性質)が問題なのです。一部の人間がカネを求めるあまり、規制を無視する。ワイロで見逃す。本来の環境対策費がきちんと流れない。計測数値がいつもインチキ数値になる。環境を汚しまくってカネを儲け、海外の安全なところに自分(の家族)だけ逃げ出す。

日本の場合、今、表面上は、眼に見えない放射能が襲っています。これまでの健康上の安全の基準値を、国家が率先して無視してしまった2年前から、この国は、完全に無法地帯になりました。この国の運営者たちが、中国と同程度の精神性になったのです。

そんな国の都知事が、今、何を言っているのか? 本来なら、まず、国の姿勢を改めさせるのが本筋ですが、この知事さんは、石原親子と取引して副知事になった人間ですから、それも無理。魂が汚れています。

石原親子が一番、気にしているのは、東京都の不動産価格です。それには、放射能は問題ないとしないといけけません。この時点で原発マフィアと結託です。今は、不動産価格維持のために、オリンピック招致に熱を入れていますが、これは、311前から一貫していました。

国立競技場周辺の土地の地主は、明治神宮です。さらに、明治神宮の敷地の中に、神社本庁があります。

日本の神道が、ほんとうに、イノチを大切にするものなのかどうか、これは、今回の放射能被曝への対応でよく分かります。明治になって、国家に統一基準をつくり、日本列島にいる人間をすべて「天皇の赤子」にしましたが、このときの制度設計者たちに、どこまで、イノチを大切にする意志があったかどうかです。

国民を自分たちが造った制度の奉仕者にする。 自分の失敗をみとめず、制度(基準値)を変えることで、これまでのどうりの体制を維持する。こんなことばかりをしてきたのが、日本の明治以来の支配層。特に東大閥の人間です。これに、海外のハゲタカ投資家が一体になりました。

カネでしか、人を動かせない人間が、政権を握っています。 イノチの共感があれば、人間は、進んで動くのですが、今の安倍政権、そして猪瀬都政は、最初から、ウソとゴマカシで成り立っているので、それが生まれない。

私たちは、まず自衛しましょう。いずれ、こうしたイノチを無視したマヤカシ行政は大崩壊します。もう、小さな破綻は、フクシマの現実と、消費者の行動になって現われています。http://8706.teacup.com/uedam/bbs

 真実に優るチカラはありません。 もう、明治にできた万世一系の「御伽噺」は、何も効力がなくなっています。 ノスタルジーに浸りたいお年寄りと、国家権力にすり寄って、イノチを無視してでもカネが欲しいアサマシイ人間に支持されているのみです。

 6000年前から続く縄文の精神を、アマテラスの中に感じるものであれば、今のこのイノチの真実を無視する行政をとてもではありませんが、受け入れられないはずです。

 私は、放射能被害を消す技術の開発者を応援しながら、まず、自分の周囲の方に、優先順位を間違えないように、指摘するのみです。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。