<中国の精神障害者、がん上回る1億人超 重度患者は1600万人超える>
産経ニュースから。 2011.8.4 11:00
中国の精神障害者は2009年時点で1億人以上に上り、このうち重度の患者は1600万人
を超えた。単純計算では100人中13人が精神障害者であることになり、心臓疾患やがん
などを上回っている。中国国営新華社通信が伝えた。
中国ではここ数年、精神障害者による児童への無差別殺傷事件のほか、大学生による自殺
の多発、台湾電子機器大手、富士康の従業員による連続自殺などが大きな社会問題として注
目されている。
山西省厚生庁疾病予防所の李貴所長は「中国の精神障害病の患者数はB型肝炎の患者数
に接近しており、社会の安定を脅かしている」と強い懸念を示している。
《成人の18%》
全国の成人の12%に当たる住民を対象に行った調査によれば、成人の中で何らかの精神障
害を持つ人は約18%で、このうち鬱病が約6%、不安障害が約6%、薬物乱用による障害が
約6%という結果が表れた。
また、鬱病と不安障害は男性より女性が多く、若い世代よりも40代以上が多い。
またアルコール依存症は男性は女性の38倍となり、農村住民の方が都会の住民と比べて鬱病
もアルコール依存症も多かったという。
子供の精神障害も増加している。中国科学院心理研究所が北京市の1800の家庭を対象に
3年間の追跡調査を行った結果、3分2の家庭で不適切な教育から、子供たちがさまざまな精
神的障害を抱えている。
大学生の精神障害の発病率は、全疾病の中で1989年の約20%から98年には約27%に
増加。天津市が大学生5万人を対象に行った調査でも、精神障害は16%以上にも達し、北京
大学ではこの10年で精神障害罹患(りかん)を理由に休学、退学した学生は、全退学者の約
3分の1を占めた。
中国が02年に行った初の自殺に関する調査によれば、中国での年間自殺者は28万7000人
に上り、国際平均を上回っている。15~34歳の死亡原因のうち自殺はトップとなっている。
《足りぬ医師》
精神障害者の増加と裏腹に、専門的な医療機関や専門医師の不足が深刻だ。中国疾病予防セン
ターのデータによれば、05年末時点で、全国に精神疾病医療機関はわずか572カ所しかなく、
精神科医の人数は2万6383人、精神科医は10万人に1人しかいない計算になる。
また何らかの治療を受けている精神障害者は3分の1にすぎず、残りの3分の2は経済的な
理由などから治療を放棄しているという。(上海支局)
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(私の感想)
極度の老齢化がすすむ、大変な競争社会、そして、すでに出来上がってしまった格差社会。
日本も大変ですが、まだ、個々人の命は、少しは丁寧に扱われます。
「平安」であることが、ますます、貴重な時代になっています。
今の私は、中国で、ビジネスをする気には、全くなりません。
天安門事件後、正義を一切語らせず、利益のみを追求させた結果が、これです。
いいですか、みなさん、成人の5人に1人が、精神障害ですよ。
それなのに、今、中国では、どこの観光地も、高級レストランも、権力者とぐるになた富裕層に
よって満員の賑わいですよ。
必ず、大きな変化が起きます。
その第一発目が、 「他媽的(くそったれ)」と書いたメディアでしょう。