明治からの工業化の見直し、だけではすまない。
今回は、東日本ですが、これが、何を刺激しているのでしょうか?
私の故郷の近く長野県栄村で、震度6強の直下型地震が午前4時ごろ発生しました。
幸い、中野市の震度は4であり、被害は軽微でした。
私達は、新しい生き方を、模索しないといけません。
それが、《新文明》です。
今回の津波は、国が想定した、高波用防波堤(5M)を越えてしまいました。
最初に警報で出された津波の高さは3メートルでしたが、実際は、10メートルのものも、
あったとは。
今回の地震は、全国の活断層を刺激したのではないか、と危惧します。
これは全国規模、五畿七道大地震に、繋がる事態も考えないといけません。
つまり、こうした規模・強度の地震が、今後、南海、東南海でも起きかねないと。
これまでの文明のシステムが、破綻することを覚悟して、生きていかないといけません
「花鳥風月」と共に在る、生き方 を目指すしかありません。
システムが壊れた工業化とは、
人間にとって、便利さではなく、生命を脅かす凶器そのものの猛威でしかありません。
まず、お穏やかに暮らせることを、最優先。
それも、小規模分散、自律自立社会にする。
今、日本の農地は、3分の2が、耕作放棄のままです。
農地こそ、生命を支える最高の安全装置です。
ここを、至急、「生存の現場」に作り変えましょう。
今回は、海岸線に大きな被害が出ていますが、
国家権力が作り出したシステムの塊である、「都会」は、本当に脆弱なのですから。
想定外の強さ、想定外の大きさ。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。