1) 29日の皆神塾のDVD, 発売が始まりました。
株k20 もしくは、 猫屋 さんに、どうぞ。
2010年に、何が起きたのか? (ブルームーン から、冬至の皆既月食)
そして、2011年1月に、どんなことが始まっているのか?
きちんと整理しました。
これからの2年間は、戦後のアメリカ覇権の下で、好き勝手をやっていた人間の
権力を笠にした「悪辣ぶり」が、どんどん出てきますよ。
私の役目としては、その先にあるものを、見極め、そなえること ですが。
2)小沢一郎 が 強制起訴。
昨年、すでに、検察が不起訴にしている事案です。
これは、主権者である国民が、さらにまた、いい勉強をすることになります。
国家を私物化する人と、それにぶら下がる人。
こうした構造を、徹底的に払拭しないと、未来は見えてきません。
今の日本の変革は、文明史的次元での大変革。
人間の住空間は 自然否定の都市化 から 分散し自然に溶け込み に
産業のあり方は 人間性否定の工業化 から 人間の魂に響く芸術化 に
権力構造の形は ピラミッド から フラット に
そして、最も重要なのが、情報の質と流れ方の劇的変化。
このとき、全ての人間が、主役になります。
これは、日本から始まります。 なんたって、「菊」と「桐」の国ですから。
3) もと外交官の天木さん、
小沢強制起訴について、過激に書いています。
http://www.amakiblog.com/archives/2011/02/01/#001816
以下少し、抜粋します。
「小沢一郎と一面識もない私が、小沢が好きでも嫌いでもない私が、そして小沢の
政治と金の問題について確たる情報も意見も持ち合わせない私が、なぜここまで
小沢一郎の強制起訴を歓迎し、それに徹底抗戦する小沢一郎の行動を評価し、感謝
するのか。
その答えは唯一つだ。
それは、この世の中にある数々の不正義、不条理のなかでも最も重大で深刻な
この国の検察・司法制度の不正義、不条理を、小沢一郎の強制起訴とその後に続く
法廷闘争が、暴露し、鉄槌を下してくれるかもしれないと期待するからだ。
司法制度改革の裏にある司法官僚の悪、その背後にある米国の思惑、その手先
である検察審査会の8人の審査員の正体・・・それらが白日の下にさらされなければ
ならない。」 ーーー抜粋、おわり。
… 国家権力、それも、アメリカの特別行政自治区の、歪んだピラミッド構造が、
どんどん、解体するのは大歓迎です。
日本の戦後は、土地本位の金融システムと、輸出向けの工業化で大発展しましたが、
ここには、金融面では、日銀・大蔵の澄田、 産業面では、通産・資源の和田、による、
磐石な天下り構造がありました。
年金・医療についても、 まだまだ闇が深く、病根がえぐられていません。
日本社会で、司法の根幹部分の意識が変わると、私達の自身の権威に対する意識のあり方も、
これから、急速に変わっていきます。また、国家権力との付き合い方に対しても、それを
従うべき「お上」から、自分たちが作り出す「規範」だ、との主体的自覚が生まれてきます。
4) 今、グローバル化の時代。 どう、個人(家族・共同体)と国家の生存を 確保するか?
とくに、TPPと関連し、農業の現場、生存に直結する「食」の安全保障のことです。
ここを、どうするか? 中でも農地。今では、日本は、中山間地が主体です。
本来なら、関東平野こそ、最大、最良の農地で、ここなら国際競争に勝てる大規模化
ができるのですが、いまでは、だらだらと住宅地が広がっています。
そして、日本の穀物需給率は、30%を切っています。
フランスなどは、140%で輸出国なのに。
戦後の工業化は、国土利用において、地球のイノチの神様から罰せられて当然です。
そのなかで、もう一つの困った現象が出てしまい、この解決がかなり、重い。
… 戦後の農地解放で、全国に多く誕生した自作農。
この人たちは、農業を真面目にやることよりも、自分の所有権となった土地を
公共事業用地として、如何に高く国に買い取らせるか、を保有目的にしてしまったこと。
これは、司法の独裁や天下り構造の対極にあった、戦後の宿弊です。
こちらにも、メスを入れないと、日本に未来は開けない。
29日のDVD発売開始。それにしても、天木さん、過激ですね。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。