おはようございます。
1) 今日、米韓合同演習が始まる予定です。
実際に、どの程度の火器が使われるのでしょう。
北朝鮮の軍事指揮系統が壊れているという指摘もありますが、国家そのものが消滅することを
喜んで受け入れる軍人がいるでしょうか? 今、北朝鮮はきわめて冷静になっているはずです。
それ以上に、頭を悩ませているのは中国です。
今回、アメリカ海軍の主力艦隊が黄海まで来たのは、中国が今年になって、日本の尖閣諸島を取り
に来たことに対する報復の意味もあるでしょう。
日本は、アメリカにとって、「カネのなる木」として取り込んだ『特別行政自治区』です。
今、中国を追い込んで行くのが、狙いです。
米中間で、水面下で、おおきな駆け引きが行われているはずです。
2)再来週、関西で、今年最後の、ジャパネスク研究会です。
その前の、11日(土)に大阪に入ります。
この日の夕刻6時、谷町九丁目の「高津宮」(仁徳の都跡)で、真砂さんのコンサートがあります。
ビジョンヨガの関西グループの、年に一回の特別イベントです。
多くの人に、聞いてもらいたいですね。
3) 12日(日)は、既報どおり、遊子庵で、ジャパネスクです。
http://web.mac.com/mitakue/iWeb/Site/1A645EB6-3687-4152-BA5E-78FEFC436023.html
今回は、スサノオの話になります。
この人物には、ユーラシアの多くの英雄、
さらに、 日本列島では、
崇神、応神、継体、太子、天武 が、いろんな形で投影しています。
記紀の神代編を読むとき、705年に持統天皇(鵜野讃良)が死んだ後の、日本列島内の
政治情勢をきちんと、見極める必要があります。
その直後に大陸では武則天もなくなりますが、 翌年の706になると、そのときの
絶対権力者だった藤原不比等は、光明子を生んだ最後の妻の犬養三千代に、文武天皇から
「橘」姓を与えさせています。
記紀が、本格的に書かれだすのは、このあとです。
どこまでが、事実で、どこまでが創作なのか?
不比等は、日本列島の権力闘争と、国際情勢とを勘案しながら
未来の日本人にむけて、このときに、物語をつくりだしているのです。
12日の案内文から、一部、抜粋します。
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テーマ :不比等が 「スサノオと神剣」に込めた、天地開闢の智恵と情熱。
ーーー まず、日本のことを徹底的に知る。
日本には、三種の神器(八咫鏡、草薙の剣、八尺瓊勾玉) があります。
・・・略・・・
私達はこれまで、古代縄文からの受け継いでいるイノチの響きの感応力こそが、
今の人類に求められているとして、勾玉に込められたヌナト「瓊音」を浮かび上がらせてきました。
これをココロに抱いたものは、強く、未来に向けて、自分の世界を作り出していく宿命を持ちます。
既存の権威が溶解し、混沌きわまる現実に、喜びの世界を自分から打ちを立てるには、
そのココロに、迷わずに進む、「不動の剣」を立てねば成りません。
それが、 「スサノオ」 と 「草薙の剣」 に込められている意味です。
天岩戸神話から、ヤマタノオロチ、ヤマトタケル、そして、
大化改新のあと、高句麗の滅亡の年(668)に起きた、熱田神宮の「剣」盗難事件。
それが、熱田神宮に戻ったのは、持統(鵜野讃良)が即位した年(686)。
日本の伊勢神宮にアマテラスが誕生する直前、天武(大海人皇子)が大活躍するとき、
この「剣」は、熱田になかったのです。
これらは、一体、どんな歴史事実を投影しているのか?
平安京を開いた桓武朝(百済系)の人間が、一番隠しておきたかった真実がここにあります。
そして、この真実を知ることが、2010年の現実の国際政治をも変えていきます。
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