こんにちは。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が、大きな政治イシューに、なっています。
シンガポールが司令塔ですが、
アジアと北中米に、完全な関税フリー圏をつくる構想です。
これは、国境が消えていく第一弾です。
私たちは、 自らに選択を迫らなければなりません。
この地球規模の大競争の中で、勝てる製品・産品を作る人間になるのか?
それとも、この40億人以上の人間の中で、自分の生活(生き方)を支えあう関係を、
個と個を、繋ぎ合わせて確立していくのか?
日本の国土は、それだけでも本来、美しいもの。
その中で、自分の場、空間を、作り上げればいい。
そして、それを評価し、その価値をわかってくれる人間と支えあえばいい。
大量生産でなく、初めから、その地域に特化した、限定品を生む。
そして、固定ファン、支援者で、基本的な生存条件を満たしていく。
その固定ファンや、支援者は、地球中から探せばいい。
日本人は、皆、それぞれが、一家で一つ、地球に向けたメッセージを発する、
家業を持つこと。
これは、マドモアゼル愛さんの指摘でもありました。
「国家・宗教・通貨」には、依存しないで、
自分を評価していただける、仲間をもつこと。
そして、イノチの現場を、責任をもって、受け持っていくこと。
ここから、すべてが始まります。
企業には、企業の論理があります。
利益にしても、それは、本来、存続するためのもの。
大地に、根を張って、そこで、花を咲かし続ける。
これなら、 個人でもできます。
出発は、ここからです。
「国家・宗教・通貨」に依存するから振り回される。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。